ドイツで観劇。
今回のフェスティバルでは、合計4本の舞台を鑑賞しました。
以下、劇団名とお芝居のタイトル。
なぜかウチにある独和辞典と伊和辞典で意味もそれとなく調べてみました。
①L'Asina sull'Isora(イタリアの劇団。辞書で調べたら、島の雌驢馬って意味らしい)
『Bordtagebuch』(いろいろ調べてみたら、たぶんドイツ語で航海日誌って意味なのかしら?)
②Das Theater-Pack(スイスの劇団。パック座?)
『Krabat』(クラバート。ドイツでは有名な児童文学だけど、わたしはしらなかった。勉強不足)
③Dalang Puppencompany(スイスの劇団。Dalangの意味は分からんかった。後の方は、人形劇団って意味かしら?)
『Mama = Turm』(スイスの劇団。母さんイコール塔?確かに母さんは塔みたいにでかかったけど…)
④Controluce Teatro d'Ombre(イタリアの劇団。直訳すると、影の逆光劇団。逆光は影にも通じるし…影の影絵劇団ていうところ?)
『Haiku』(まさに日本の俳句です)
ヨーロッパの舞台作品、今までも観たことはありますが、たいていは難解なものが多いんです。
英語みたいに、あるていど単語がわかればいいのですが、ドイツ語やイタリア語、フランス語ときたらチンプンカンプン。
しかも、来日する舞台には必ずと言っていいほど通訳があったり翻訳テキストが電光掲示されたりするけれど、ヨーロッパで演じられる舞台に日本語通訳があるわけがなく。あるいは、無言劇的な要素が大きかったりするんですね。
今回鑑賞した舞台も、ほとんどそれぞれの母国語で演じられていたので、かなり難解ではありました。
でも、そこは同じ影絵劇団ですから、共通する魅力、学ぶべき工夫はたくさんあります。
そういう点では、興味深い作品群でした。
固定スクリーンだったり、テントのようなスクリーンだったり。生明かりだったり、プロジェクターだったり、ロウソクの炎だったり。光源がリアだったりフロントだったり。
その中で、楽しかった作品、③番。
女優さん2名だけで演じてらっしゃる。
そして、ベースは動き。台詞は極力抑えてマイムでストーリーをつないでいます。
お父ちゃんは20センチくらい、お母ちゃんはやたらでかい。これは、まさしく影絵でしか表現できません。
そして、子どものくすぐりどころを心得ていらっしゃる。
影絵の絵画的な美しさはありませんが、シンプルさの魅力はかなり伝わってきました。ある意味、わたしらが演じたステージに近いかも知れませんね。
ちなみに、わたしたちが演じた舞台は、97パーセントが手影絵を使って演じていました。
そして、使用した言葉はというと…。
日本語5%。
イタリア語1%。
ドイツ語5%。
英語10%。
そして動物語79%。
この構成、言語の壁をかなり考慮していると思いますが、いかがでしょうか…。
話は戻して。
あとは、なかなかむつかしい作品だったかしらん。
④は、日本人のピアニストがBGMを演奏して、俳句を詠んで、全身白塗りの男性ダンサーが自分の身体に俳句の文字を映したりしながら舞踊をするというもの。
外国から見た、日本の文化。イタリア人が感じた、日本の俳句の世界。
舞踊と光陰と。とてもセクシーで、イマジネーションあふれる舞台の雰囲気。日本人が感じる俳句観とはまたちょっと違うけれど、でも分かるような気もする。
ただ、俳句を音読するのは、ちょっと、いらないかな…と思ったり。
ちなみに、今回のフェスの公式サイトは、以下にございます。
全部ドイツ語ですが、ご興味ございましたら、ごらんくださいませ。
http://www.schattentheater.de/index_e.php
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