下呂でのTV収録。
先日、関西系列の番組の収録がありまして。
下呂へ出かけてきました。
下呂は、ほぼ半年ぶりです。4月に公演をチェンジして以来かしら。
放送日が近づいたら、また、改めて。
今回は、30分番組。土曜日の午前中の番組だから、少しはいい宣伝になるかしらん。
下呂での通常公演以外に、わたしたちがドイツで公演してきた作品を、オマケで演じてきました。
しかも、その特別公演には、かの有名な俳優さんが出演しておられるのです。
どういった形であれ、わたしはその俳優さんと共演できた…かなり嬉しいです。ついつい、サインまでねだってしまいました。
しかし、改めていろいろ思うのは、わたしたちが演じている『手影絵』というジャンル。
人に教えるたんびに、その独特の魅力、不思議さ、奇妙さに驚いてしまいます。しかも、それは、自分からではなく、他人を通して分かるから驚きです。
他人に教えて、その動きを見て、初めてそういったことが分かる。
今回は、その俳優さんに手影絵をレクチャーするのと同時に、わたしたちの演じるシーンも撮影しました。
そのとき、ディレクターさんがわたしたちに投げかけた疑問が印象に残りましたね。
『テレビを通して、このパフォーマンスのすばらしさを伝えたいんだけど、なかなかいいアイデアが出ない』
たとえば、スクリーン裏での俳優の動きと、スクリーン上に映し出される影絵とのギャップとか。
組み合わされた指から想像もつかない動物に変わるそのモーフィング。
もともと、2Dであるスクリーンの世界を、さらにテレビという2Dの世界で再構築すること自体難しいのかしら。
それとも、やっぱり、この手影絵というジャンルは、ライブパフォーマンスであるべきなのかしら。
まだまだ、勉強不足だし、まだまだ稽古していかなくちゃいけませんね。
そういえば、下呂温泉合掌村しらさぎ座では、来年もまた新作を打ちます。
題名は、『孝子ヶ池』。
とても親孝行な少年のお話です。
来年の上半期(2〜6月)の上演予定ですよ。皆様、ぜひいらしてくださいませ。
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