カルメンふたたび。
以前、解説付きの舞台を観たことがありましたが、全編を観るのはナマではもちろん初めてです。
実は、かみさんの歌の先生が出演していて、かみさんも先週観に行ったのだけど、そのおこぼれで鑑賞できました。かみさん冥利。
こういうツテ、けっこうありまして。
さる20日。新国立劇場にて。
羽田でかみさんをお見送りしたあとです。
久しぶりの新宿で、開演まではまだまだ時間があったので、京王線入り口付近の献血ルームで暇つぶし献血して。
以前、新国立に来たのは3年前。
その日も、たしか、『カルメン』だったんですねえ。ただし、こちらは解説付きのオペラお勉強バージョンといった舞台でした。
ここに来ると、ちょっとリッチな気持ちになります。
なんだか、テレビで見たことのあるような…ないような…貴人、貴婦人たちもいたりして。
1階の、とってもいい席で観ることができました。
そして、とってもよかった。
あらためて、そのステキなアリアの数々、有名な前奏曲や間奏曲に酔いました。
iPodで前勉強していた甲斐があって、ストーリーをしっかり追いながら観られたし。
前は、ドンホセがストーカーみたい、なんて感想を持ったけれど、今回の舞台の俳優さん、愛を貫いた結果がこうなってしまったという心情がよく歌えているように感じました。
カルメンみたいな女性、いるんでしょうねえ。
惚れた男は可哀想だけれど、その、愛に対して一本気なところ、尊敬するに値するのかも知れません。
でも、間違っても、あたしは惚れませんな。
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