2010年8月 1日 (日)

オッカナイ、オッカナイ。

オッカナイ=怖いという意味。
ウチの田舎では、よく使われます。
方言なのかな?
たぶん方言のような気がします。
オカネジャ、オッカネー、カネカネなどなど、うちのおふくろをはじめ、親類は、こうやって様々な展開形で話しています。

先週、テレビでやっていた、世界の恐怖映像を集めた番組。
こういう心霊ものには、UFOものと等しく興味があるわたし、録画して昨日観たのですが…。
これが、本物かどうかはべつとして、とにかくおっかなかったです…。
というか、これ、本物の映像じゃないですよね…良くできたホラーショートフィルムですよね…。
でも、監視ビデオの映像なんかは妙にリアルだったし…プライベートな映像は、被撮影者が目隠しされていて、いかにも投稿されたモノって感じもする し。

でも、昔にくらべたら、写真を撮影する機会って格段に増えていると思うんですよね。しかも、写真だけではなくて、動画だって携帯電話で撮影できて しまう。そして、撮影されたものがすぐに見られてしまうということも、昔はなかなかできませんでした。
だから、オバケやユーレイが撮影されちゃう機会もぐんと増えているのかな。
高画質のものが手軽に撮影できちゃうし。
でも、それと同時に、画像に手を加えることも簡単にできるようになった。心霊写真等はすぐに出来ちゃうのではないかしら。作ったことはないけど。
こういうの、まさに現実と非現実のラインをどんどんぼかしていっている気がする。『現実と非現実』のラインをどう決めるかはまた別の話として。

現実と、非現実の境界線。
おっかないけど、こわいもの見たさというのは多かれ少なかれだれでもあるようですね。
今でも、実は、『来るぞ来るぞ』というところでは、必ず人差し指と中指の隙間からテレビを見ています。『あなたの知らない世界』が懐かしい〜。

最近、オバケやユーレイよりもよほどおっかない事件が続いています…『事実は小説より奇なり』、とはバイロンさんののこされた言葉だそうですが、 人間のほうがよほどおっかない…そんなことをふと思います。

オッカナイ映画といえば、先日ビデオで観た2本。
『パラノーマルアクティビティ』
『フォースカインド』
けっこうおっかなかったな〜。どちらもある意味ドキュメンタリ形式、『フォースカインド』のほうはなんだか事実を元にしているそうなので、またそ れもおっかなさ倍々といった感想…。
『パラノーマル…』は、あのスピルバーグさんがリメイクを断念したらしい?という余談があるようです。

オッカナイものは、ほんと、背筋がちょっとヒヤッとして。
これもまた夏の風情のひとつなのかしらね。

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2010年7月23日 (金)

フォースに塗れました。

遅い報告ではありますが。

今月、NHKのBSHiで、スターウォーズを特集していました。
小学1年生の頃から大好きだったわたしは、がっちり飛びつきました。観られない日は録画し、今週のお休みに全て鑑賞しました。
しかも、今回は、アニメーションのスターウォーズシリーズである『クローンウォーズ』も一挙放送していました。3日間で観尽くしました。
録画、リアルタイムと計約25時間くらいもあったのかな。久しぶりにテレビにかじりつき。
面白かったですなあ。

今観ても、ぜんぜん色褪せてません。
それどころか、面白さがまたにじみ出てきます。
そして今回、エピソード1から6まで、時系列で観られたというのもまた新たな感動でした。
スターウォーズって、ダースベイダーのドラマなんだなというのをあらためて実感。
クローンウォーズだって、ほとんどアナキンが主役みたいなものだし。
とくに、テレビシリーズのクローンウォーズを観ると、メインキャラクター以外のエピソードもある。実写版ではちらっとしか出演しないジェダイマスターたちの活躍する話なんかはゾクゾクします。あと、ボバ・フェットのサイドストーリーもなかなか。父の敵のメイス・ウィンドゥとの邂逅があるのだけど、エピソード2から繋がってるな〜ってつい嬉しくなってしまいます。
このアニメ版のシリーズ、まだまだこれから展開がありそうなので、楽しみです。アソーカの行く末が気になる…。

ライトセイバーの唸る音が好き。
敵の弾をかいくぐっていくXウイングが好き。
妙に強いR2-D2が好き。
エピソード3のラスト、まさに滅びの美学って展開、好きだわ〜。

好きなシーンはまだまだあるけれど、キリがないので、ここまで。

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2010年5月 4日 (火)

収録後記。

収録が、19時から20時。
オンエアが、21時からという、超ハイスピード放送。
『疑似生放送』というんだそうです。
収録自体がほとんど生放送のようなテンポで進んでいました。じっさい、ディレクターさんからも『一発勝負』と言われていました。
オーディエンスも150人ほど入っていて、ちょっとしたミニライヴ的な雰囲気。
そんな中で、中居さん、石橋さんが登場して、収録開始。

本番は、マアマア上手くいったかしらん。
ウサギの跳びでお客さんから反応もあったし。
昨日の今日で合わせたアンサンブルにしては、出来は良かったかなと思います。
中居さんのコメント振り、メンバー全員に振ってもらって、なんだか優しさを感じてしまいました。
石橋さんも、テレビで見るよりずっとカッコいい!
それから、舞台袖で出待ちをしている齋藤和義さんの後ろ姿も見れたし。ギターをもてあそぶようにかき鳴らしていた姿、飄々としていてカッコよかったです。考えてみたら、袖からだったけど、齋藤さん、My Little Loverさんの歌声も聴けたし、ちょっとお得だったですねえ。

いやー、でも、緊張した。
リハーサルはもっとよかったと思うのですが。
やっぱり、リハーサルが終わって緊張が解けちゃったのかしら。
テレビと舞台とでは、どうも感覚が違いますね…わたしは、舞台の方が好きですねえ。

そうそう。
劇団紹介のシーン、けっこうわたしの写真が映ってたな。
わたしのオデコの広さで、年代が分かってしまうのが悲しい…。

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2010年3月27日 (土)

ディープインパクト。

相変わらず、何度も観ているにも関わらず、テレビ映画を見続けているわたし。

昨晩の、金曜ロードショーでした。
少なくとも、5回目くらい。
かみさんが、若かりし頃(今でも若いけど)、かつての彼氏と観に行ったそうな。
わたしはその頃は一人で観に行った記憶があります…。

『地球存亡の危機』系の映画は数あれど、この『ディープインパクト』は嫌いではない部類に入ります。
『アルマゲドン』とか、「デイアフタートゥモロー』、『インディペンデンスデイ(これはちょっと系統が違うかも)』よりは好きですねえ。

若かりし頃のフロドバギンズ(イライジャウッド)が出演しております。
かれの顔を見ると、もはやホビットにしか見えてきません。

この映画、扱っているネタの割に、人間ドラマの部分もしっかりあるところがいいと思います。滅亡の原因である彗星をあまり映像に加えず、人間同士のやりとりでその不安感を徐々にあおりだすといった演出意図なのかしら。
作中でメインに描かれる2家族(ティアレオーニ演じる女性の家族と、イライジャ演じる少年の家族)の生きることへの視点の違いもまたドラマの進行に魅力を与えていますね。

いかにCG技術が進歩して、3D映画が台頭してくる時代になってきても、最終的に映画で観たいものといったら、やはりそういうドラマだろうな、と思います。

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2010年3月22日 (月)

My Baby and AVATAR.

このタイトル、しばらく続きそうですが。

遅ればせながら、やっとこさ『AVATAR』観てきました。
なかなか奥深いストーリーでした。3Dのイメージが先行していますが、物語もなかなか魅せてます。幻想的な惑星パンドラの景色(なぜかFFⅩあたりをイメージしてしまいました。近代兵器と太古の森のアンサンブルなんかまさにそのもの)もとても魅力的。
とてつもない大きな木、空中に浮かぶ島…。
アニミズム的な要素大好き。指輪のロスローリアンの森の雰囲気にもちょっと似てるようにも思います。
むしろ、3Dという効果をあんまり感じられなかったかな、というのが正直な感想です。

物語も中盤、ナヴィと人間の戦闘が始まった頃。
隣に座っていたかみさんが、お腹をさすり始めました。
あとで聞いて分かったのですが、われらがジュニアはお腹でポコポコ動いていたんです。戦いの爆音や、甲高い声のときなどことさら激しく動いていたとのこと。
この映画、音響効果もすごいものがあります。
とっても興奮していたみたい。ちょっと激しすぎたかな…。
わたしも、途中でお腹をさすってあげたりしまして。映画館を出たらちょっと落ち着いたみたい。帰宅して、お腹に語りかけてみたら、ちゃんと答えてくれました。今日はいっぱい成長したねえ。

それにしても、『ターミネーター』といい、『エイリアンⅡ』といい、『タイタニック』といい、ジェームズキャメロンさんはセンセーショナルな作品をいくつも世に送り出しています。
でも、子どもの頃に水野さんが解説していたロードショー(水曜か金曜かは忘れた)で観た映画『殺人魚フライングキラー』の監督をこのかたがしていたとは思わなかったですねえ。この映画、いわゆるB級映画なんですが、幼い頃の記憶に残っています。余談。

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お腹のコとパイレーツオブカリビアン。

たぶん、10回は観ているのだけれど。
テレビでやってたりすると、ついつい観てしまうのです。
吹き替えが苦手でも、ですが。
相変わらず、オモシロイですね。

でも、何度か観ていると、『ワールドエンド』までつながってゆくストーリーの伏線が毎回ちょっとずつ拾うことができて、それが嬉しくて観てしまうのかしら。
オーランドブルーム、初々しいですのう〜。これ、指輪の後でしたっけ?どっちかというとレゴラスの方が気に入っております。このシリーズはジョニーデップの印象が強烈で…。

今週から連続でシリーズをテレビ放映していくようですね。
しばらく、毎週日曜日8時からはテレビに釘付けです。我が家は龍馬も観てますから。龍馬話題はまたこんどですね。あの政治家さんH弟さんの先週のトークは衝撃的でしたね…いや、笑劇的…ま、またこんど。

お腹のコも、あの印象的なテーマソングを聞きながら、お腹の中でグルグルまわっていました。
映画好き、芝居好き。
まさに、わたしたちのコです。

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2010年3月 5日 (金)

デルスウザーラ。

先日、BSの映画にて。

以前から観てみたかった、黒澤明監督作品のひとつ。
ソ連と日本の合作で、1975年の映画です。
約140分、そんなに起伏なく進んでいくストーリーは、ちょっと退屈かなとは思ったけれど、観ていくうちに引き込まれて、最後までちゃんと観てしまいました。
とにかく、ロシアの過酷な自然の描写がすばらしい。
よっぽどたいへんなロケだったでしょうね…。
極寒の地平線にゆっくり沈みゆく太陽。
森の中で、たき火の炎に照らされて浮かび上がる木々の異様な姿。
トラが現れるシーン(あのトラって、野生なわけないでしょうがね…)。
それと、渡河のシーン。あれはとても緊迫感があった。CGを使っていないだけあって、とてもリアリティがありました。

主人公のアルセーニエフが遭難しそうになったところを、デルスが励まし、救ったシーンで、太陽光線がカメラフレームに入った瞬間に印象的な効果音が入るのですが、そのシーンがとても印象的。
夜、探検途中のテントの中から、トラのボディシルエットが浮き上がって見えたシーンもなかなか。

この作品は、第1部、第2部と別れていて、ちゃんとタイトル分けもされています。
その、第2部、アルセーニエフとデルスの再会から、デルスが亡くなってしまうまでの展開。アルセーニエフの自宅に身を寄せたデルスは、やっぱり街よりも森がいいと言って街を去るのですが、その際にアルセーニエフからもらった最新式のライフルのせいで強盗に遭い、殺されてしまうのです。
悲劇で終わるわけですが、悲しいというよりも、大地に戻れてよかったのかしら、ちょっとホッとした感想もありました。
このデルス役の俳優さん、とても人懐っこい顔つきで、一度見たら忘れられない。ロシアの映画ってあんまり見ないけど、やっぱりあれだけ広いからいろいろな人種が住んでいるんでしょうね。

去年、トランジットしたモスクワ空港を思い出しました。

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2010年2月27日 (土)

稽古中断してワンセグ…。

昨日、昼下がり。
本来であれば、稽古中、しかも、午後からはTVKさん(神奈川のローカルテレビ局です)の稽古取材があって忙しいにも関わらず、昼を早めにしてメンバーと一緒に携帯を注視してました。
同僚の携帯も使って、2台でワンセグ、音はサラウンド状態。
ちっこい画面にワーワー、ギャーギャーやってる状況、端から見たら絶対変でしょうねえ。

とにかく、鈴木明子さんだけリアルタイムで観たかったんです。
『ウエストサイドストーリー』で踊る彼女に一目惚れでしたから。
ドキドキしながら観てましたが、ちいさな携帯の画像でも、彼女のはじけるような笑顔はぐいぐい飛び出してきて、『ホントに楽しんですべってるのだな』と思って。終わった後、ちょっとウルウル。
最終滑走のグループが始まり、アメリカのちょっとプックリしたコがミスなしの演技で。次が、安藤美姫。
序盤、3回転ー2回転。安全策を取ったのだな、と、安心と少しの不満。でも、ミスなしで踊り終えたのはとってもよかった。こっちもウルウル。
さて、これからついにキムヨナだ…と、本腰を入れた、そのとき。

『おーい、緊急会議』

事務所から、残酷な一言。
これからクライマックスだってのに!
一応、かみさんに録画はお願いしていたけれど、こういうのはリアルタイムで観なくちゃ…アーティストとの時間共有が必須でしょう!
ですが…さすがに欠席するわけにもいかず。
会議が終わって、戻ってきたら、もう真央ちゃんの後半で、しかも後半の3回転で、氷にひっかかってちょっとミスったところ…もう、最後まで観てられない。すべてを観ていた後輩から、キムヨナが完璧な演技をしたということを聞いて、さらにどーんと視界が暗くなり…。
早くこの時間が過ぎてくれれば…と思いました。

ロシェットにも感動しました。
長洲未来ちゃんにも感動しました。あの最終滑走、どうどうとしてましたね〜。
あとで、キムヨナの演技も観ました。やっぱり感動しました。
まだ真央ちゃんの演技、フルでは観ていません…いずれは観なくちゃ。

ほんの数分間のアーチストのすれ違う場所に、かれらの人生十何年分の氷上のブレードの跡がが幾重にも積み重なって、絡み合って。
編み上げられたタペストリーは、それはそれは荘厳なものでありましたな。

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2010年2月26日 (金)

ナウシカ。

先週の、テレビにて。
もう、何十回と観ているけれど、テレビでやってるとやっぱり観てしまいます。
何回観ても、面白い。しかも、毎回発見があります。
ナウシカとトルメキア兵の一騎打ちを仲裁するユパ様の左手。徐々に血がしみていたんですね。

そして、映画を観ると、原作の漫画も全部読んでしまいます。
本棚から一冊ずつ取り出し、ホコリを払って読む。ほぼ初版のものなので、表紙がはがれたりしてますが、ちょっとずつ手入れをして読めるようにしています。
一時期は、この原作をすべて映像化して欲しいと思っていたけれど、映画版も見事にまとめているのだな、と思えてきて。
原作も、毎回読むたびに新しいものが見えてきてとても奥深いと思います。
ちょっと『星の王子さま』的な感じ。

原作でのナウシカの生き方はまさに神懸かり的なもので、最初の頃は正直理解しがたい印象がありました。代わりに、彼女を取り囲む人々の成長に、読んでいてワクワクしました。
土鬼諸国への南下作戦中、クシャナの兄皇子と遭遇するシーンで、身を呈してクシャナを救おうとするクロトワ。クロトワってなんかいい。いかにも人間っぽい気がする。
土鬼の神聖皇帝ナムリスとクシャナのやりとり。
映画ではもちろん語られないクシャナの母親の話。
そして、ユパ様の最後。クシャナへの今際の際の一言が忘れられない。

テレビで観たのに、原作の話題だけしか書きませんでした。悪しからず。

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フィギュアスケート。

フィギュアスケートは、オリンピックという舞台にはちょっと異色なのかな、と思ったりします。
これがオリンピックで競われるのであれば、バレエやダンスなんかも競技の一つなんじゃないの?
どちらかというと、芸術の面が強いような気がします。
そういうことでいうと、プルシェンコの言い分に一票入れたい気持ち。
高橋さんが4回転を成功しないにしてもチャレンジした姿勢、『男だね!』と思いました。
『4回転飛ばないのはオリンピックではない』みたいなことをおっしゃっていました。
夏期のオリンピックには、もちろん体操もあるけれど、音楽に合わせたりはしませんよね。こちらは無音の中で純粋に技の精度を競い合っている。あ、シンクロは音楽使ってますね…。
それに音楽は、競技時間内に合うように編曲しているんですよね。ということはここに他の芸術家(音楽家)の技術も入っている。音楽のチョイス、出来なんかも審査に影響がないわけではないと思います。キムさんや長洲さんの音楽(007とパイレーツオブカリビアン)はまさに大衆向けとしてはいい選曲かなと思います。個人的には鈴木さんのリバーダンスに陶酔です(フリーのウエストサイドストーリーも大好き!)。

長くなってしまったけれど、以上のようなことで、わたしは真央ちゃんの姿勢はとてもオリンピックらしくてステキと思います。技に対する真摯な姿勢と向上心(この見解は人それぞれかと思うけれど)、それこそオリンピックの原点ではないのかしらん。
芸術的な部分への思いももちろん大事だけれど。
もちろん、3回転3回転の連続技もすごいのは認めますよ。
音楽話題に戻るけど、真央ちゃんの選曲って、マニアックのような気がすると思うのですが…。ラフマニノフか…ピアノ協奏曲は好きだけれど、この曲は聞いたことありません。

うだうだ言ってますが、今日のお昼はテレビに釘付けでしょう。
ワンセグで、稽古合間にみんなでこっそり観ようかな〜。

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