2011年10月 2日 (日)

佐渡島。

佐渡に入って、3日目の朝を迎えております。

車で、高速、フェリーと乗り継いでホテルへ到着、2日目には公演をし、3日目はお休みだったので佐渡島の観光巡り、そして今日は明日の公演地である新潟、柏崎へ移動です。
今回、わたしは舞台に立つことのないサポートメンバー。お手伝いですね。基本的には舞台設営の仕込、バラシがメイン。
ですが、今回の公演では、小学校の児童が舞台で、劇団の出演者と共演するシーンがあり、その子ども達の誘導係も務めます。

とはいっても、日々現場ばかりの旅をこなしてきたわたしにとってはこの裏方メインのツアーはどうも少し物足りなくて…。
ですが、常に舞台を客観視できる今の立場を利用して、的確なアドバイスが出来るようにならないとね。

昨日のお休みでは、佐渡島を楽しんで参りました。
尖閣湾で日本海の荒波を感じ、砂金堀り? 砂金すくい? を楽しんで、最後は佐渡の名酒である北雪酒造へ。かみさんへの土産を購入してまいりました。

明日からは、新潟、富山と回り、週末に横浜に戻ります。
横浜戻ったら、ウチのコを初めて動物園へ連れて行く予定です! もうそれが楽しみのためにこの一週間がんばります!

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2011年7月12日 (火)

京都から下呂へ。

今日は、京都にて、テレビ番組の収録がありました。何の番組かは秘密です。1ヶ月前くらいには告知OKみたいなので、もう少しお待ちくださいませ。
でも、テレビはたいへんです。
撮影では、しばらく同じ体勢をさせられるし、その瞬間を上手くやらないと、基本的に撮り直しがきかないので、ちょっと緊張。ただ、今日は、一緒に演じていただいた方がたいへんよい俳優さん(っていうのかしら…)だったので、わたしたちもある程度落ち着いて演じられました。
いいパフォーマンスができたかも。
オンエアをお楽しみに。

収録終わり、これから下呂へ向かいます。
下呂しらさぎ座は、今月16日に初日を迎える「しらさぎ伝説/孝子が池」の稽古中。そのお手伝いに向かいます。下呂は、昨日も少し行きましたが、3ヶ月ぶり。

ちょっと時間が余ったので、下呂稽古中のメンバーに、ちょっとしたお土産に、小さい八つ橋と、あぶらとり紙を購入しました。

ついでに、少しだけ足をのばして東本願寺を見て来ました。
荘厳な本堂。圧巻です。
ヨーロッパの石の建築物を見たあとに日本の木造建築を見ると、やっぱり日本はすごいなあと思う。
もちろん、カテドラルもアルカサルもすごかった。プラハ城もすごかったけど、木造は心が和らぐ。石の床は冷たいけど、木の床はやわらかくてあたたかい。石の壁は風雨をシャットアウトして、木の壁は人間と一緒に風雨を感じてびりびり震える。
なんだか、ぬくもりがあるんですねえ。
すきま風も、いいものです。


さて、明日から、手影絵の稽古が始まります。ビシッといく予定です。

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2011年6月17日 (金)

あちこちに象さんがいっぱい!

チェコのリベレツに入って、2日目の朝になります。

昨日は、4作品の会場で、3作品と1本の映画を鑑賞しました。
なかなか秀逸もあり、???もあり…。
いずれ、感想も(と言っておいて、まだチチリムンディとクーラスの感想を書いちゃいませんが…)
今日は、午前中に、われらのステージのリハーサルをします。
明日の本番前は3時間の仕込みで本番を迎えねばなりません…ちょっとギリギリだったので、フェスティバルにお願いして、市内のホールを半日おさえてもらったのです。

街中の写真を、数枚。

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とにかく、街中にゾウさんがいっぱい浮いております。

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2011年6月15日 (水)

これよりチェコへ。

これより行ってまいります。

オーストリアのウィーンを経由して、プラハへ。
そこから更に陸路で北上、リベレッツという街へ向かいます。

ボチボチ、写真をアップしてまいります!

時間があれば、近況も。

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2011年5月15日 (日)

Leon〜Guarda~Salamanca〜Zamora〜Segoviaな日々。

この日々は、ちょっと濃すぎて。
また、落ち着いてからアップします。
とにかく、この3日間は忙しかった。国境を越え、時差を数度調整し、言語もかえて…とてもインターナショナルな経験ができて。
とくに、ほんのちょっとではあるけれど、サラマンカに立ち寄れたのは良かったな。ここは、以前から行ってみたい都市のひとつだったので。
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今日は、わたしたちのシアターが参加するチチリムンディフェスティバルの第3日目です。
わたしたちのフェス参加日は明日。
チケットがどんどん出ていて、直前にステージ数が増えました。
お客様がたくさん来てくれる。なによりありがたいことです。

今日は、いちおうオフなんですが、国内外からたくさんのシアターカンパニーが来ていて、お休みと言えど勉強日。観劇に奔走して、少しでも自分の芸事にプラスになるようにしたいと思います。

とりあえず、今日の写真はサラマンカの町並み。

では、目標、5本観る予定で。

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2011年5月11日 (水)

マドリッド半日観光。

昨日は、お休みでした。

セゴビアから、バスで1時間ちょっとでマドリッドまで出かけられるということで、俳優陣、それに、玉川大学の学生さん4人と菊池先生の合計10人で、マドリッド市内観光にでかけることになり。
はからずも、ツアコンとなってしまったわたし。
でも、マドリッドへ到着したら、菊池先生のつてで、レオンにお住まいの日本人のドクターがおられるということで、そこまでなんとか到着できたらいいだろうと思い、とにかく最初のバスチケットの購入のときだけ緊張しました。

『☆○× △□○☆?』
お…どうやら通じたようだぞ。
わたし 『オラ達は、マドリッドに行きたいんだが、往復チケットを5枚くれねえか?』
窓口の人 『時間はいつがいいの? 出発時間ですよ! 分かりますか?』
わたし 『ええと、9時出発のバスです』
窓口の人 『クラド。66ユーロと65セントになります』
わたし 『シ。グラシアス』

みたいなやり取りがありまして、なんとかクリアー。
バスは快適、Wi-Fiも繋がるのでフェースブック等もアップして暇をつぶしていたらあっという間にマドリッド、プリンチペピオ駅前に到着しました。
その駅前で、日本人ドクターに合流、
愛媛県出身で、マイミクのあきどのに口調も顔つきもそっくり。さすが同郷だなと思いました。

プリンチペピオ駅から、まず、徒歩にてスペイン広場、王宮を見歩き。
オペラ駅から地下鉄へ乗り、闘牛場へ。
なんと、この日から始まるとのことだった闘牛。午後7時からの開始とのことで見るのはあきらめ、闘牛場の見学ツアーで我慢。これもなかなか面白かった。
闘牛場のあとは、ふたたび地下鉄へ乗って、ソル駅にて下車。
あの、数年前の地下鉄テロの慰霊モニュメントを右手に見ながら、市街へ。オススメのパエジャ(パエリア、スペインではこんな発音をします)料理のお店へ案内してもらいました。これがしこたま美味。
そのあとは解散して、スペイン広場に三々五々集まることに。
わたしは、プラド美術館に突撃。
ぜったい数時間で全部は見きれないので、とにかく、わたしのスキな『ゴヤ』が見られればいいかなと思って。
『巨人(近年、お弟子さん作というお話もあるんですね)』、それから『着衣のマハと裸のマハ』。この3点を見られただけでも幸せでした。このへんはまた落ち着いたら日記にします。
その後、駆け足でソフィア王妃芸術センターで『ゲルニカ』だけ見よう!と思ったら、なんとその日だけ閉館で残念無念…。
チャマルティン駅、そしてサンイシドロ教会、そしてマドリッドのプラサマヨールに立ち寄って、合流、無事にセゴビアへ戻って参りました。

セゴビアでは、2日後に迫ったチチリムンディのフェスティバルにむけての雰囲気が熱くなっております。
ちなみに、この日マドリッドは27度。
これからどんどん暑くなるようです。
なんだか、報告ばかりを書いてしまった日記でした。

写真は、闘牛場、オペラ劇場、そしてプラド美術館です。
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2011年5月 4日 (水)

Vamos a España¡

明日、日が昇る前、メンバーが集合して、成田国際空港へ出発。
正午前のフライトにて、ヘルシンキでトランジット、明日の日本時間深夜過ぎに、スペインのマドリードへ到着します。

いよいよ、3週間近いツアーの始まり!
今回は、メインのフェスティバル2つを中心に、スペイン国内で6カ所、ポルトガル1カ所、フィンランド1カ所で公演してまいります。
ブルゴス。
世界遺産のブルゴス大聖堂があるところ。グレゴリオ聖歌で有名なサントドミンゴデルシロス修道院もあります。
バリャドリッド。
確か、城彰二がいたチームがあったところです、リーガエスパニョーラのね。ここも素敵な教会があります。
レオン。
サンティアゴ巡礼路の要地。ここの大聖堂もスバラシイ。
ポルトガル、グアルダ。
ポルトガルでいちばん標高の高い町なんだそうです。
サモラ。
セゴビア。
世界遺産のローマ水道橋、白雪姫のお城のモデルになったアルカサル(お城)など、見所いろいろ。今回は、ここに合計1週間ちょっと宿泊します。今 回のツアーのメインフェスティバル、Titirimundi(チチリムンディ)が開催される場所です。国内外から数十の劇団が集まります。
バラニャイン。
牛追い祭りで有名なパンプローナのそばの町。
フィンランド、コウヴォラ。
ヘルシンキの東にある町。この町で、児童劇フェスティバルがあります。

いろいろ不安もありますが、同じくらい期待と楽しみも膨らんでいて、はっきり言うと夜もあまり眠れない状況なのですが…。
とにかく、楽しんでくるということ。
この手影絵という文化をたくさんの人々に堪能してもらうこと。
そして、日本は元気だということをばっちり伝えてきます!

そうそう、随時写真などもアップ予定です!

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2011年2月11日 (金)

豊橋で雪〜?

『この辺じゃ、あんまり降らないんだけどねえ』

今朝方、ホテルの食堂のおやじさんがニコニコしながら言って、外をのぞきに出かけました。
そして、苦笑いで戻ってきて、
『お客さん。降ってきたよ…』
とのこと。食事を終えて、フロントの窓から見える景色には、白いものがちらちら舞っていました。案外と降っています。

この週末の連休、今日から3日間、豊橋公演。
昨晩から4泊するホテルの名前、かみさんの名前と一緒です。ホテルの食事処の名前もかみさんと一緒。豊橋の劇場さんの仕事では、いつも使うホテルです。以前来たときは3、4年前かしら。懐かしい〜。

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2011年2月 3日 (木)

星の王子さまパーキング。

先週末、群馬の渋川市で公演があり、
その帰路、立ち寄ったパーキングエリアです。
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もともとの名前は、寄居パーキングエリア。
そこが、昨年、星の王子さまをモチーフにしてオープンしたんだそうです。
建物がフランス風。なんと、ゴミ置き場や、トイレの外側、喫煙エリアにまでも装飾がいきとどいていて。
それに、物語に登場する珠玉の言葉たちが、建物の至る所に書かれています(もちろんフランス語で)。
たぶん、時期にはバラ園になるんだろうな。
さすがに、バオバブは植えられないだろうけど。
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箱根に続き、2カ所目となる、星の王子さまオフィシャルショップもありました。
今、ウチでは星の王子さまを上演していることもあって、ちょっと嬉しくなり、ついついポストカードと携帯ストラップをかみさんへの土産に購入。
真結さまにもぬいぐるみをと思ったのですが、対象年齢がちょっとまだ到達していなかったので断念。
個人的には、『ゾウが入っているウワバミ(ちゃんと入ってるところがステキ)』、『キツネ』のぬいぐるみが気に入ったんですが。

レストランやスナックショップもオシャレ。
このときは、帰宅を急いでいたので、食事できなかったけど、今度立ち寄ったときはぜひいただいて参りましょう。

そういえば、うちのかみさんが王子さま役のとき、わたしがキツネ役だったときもあったな〜。懐かしい。

ところで、どうして、『箱根』と『寄居』なのかしらん?
箱根町、寄居町は、フランスとなんらかのつながりがあるのかねえ?
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2010年9月23日 (木)

ツアー2日目。

オランダでの宿は、ユースホステルと書きました。
トイレも、シャワールームも共用。
ベッドの大きさは、60cm×180cmくらい。
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オランダ人の平均身長は180cm超と聞いたことがあるのだけれど、このベッドでは絶対無理です。眠れないと思います。わたしでさえ寝返りを打ったら間違いなく落っこちます。
それに、オランダは、寒かった。
成田を離陸したときに30数度あった気温は、オランダでは3分の1くらいしかありません。涼しいを通り越して寒いです。厚手のジャケットを持参して正解でした。

ま、それでも、宿のご主人は陽気な方です。
これが、救いだったかしら。
イギリス生まれとのこと。オランダ語よりも英語が得意。朝からハイテンションで、常に深酒のわたしたちの目を一気に醒ましてくれます。
それに、朝食も美味しかった。
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さて、オランダでの初めての朝。
8時の朝食予定でしたが、6時に起床してしまったわたしは、ちょっと街中をぶらつくことに。
まず、駅前へ行き、近郊地図に目を凝らす。
よく見ると、風車マークがいくつかありました。
やはり、オランダと言えば風車です。そんなに遠くはありません。エコノミークラスでなまっていた体を元に戻すためにも、しっかりウォーキング。
建物は、さすがはヨーロッパ。石造りのステキなものがたくさんあります。このあたりは住宅街のようですが、日本のように同じつくりの家はほとんどなく、それぞれ個性的なものばかり。茅葺きのお宅もありました。それに、『見せ窓』とよばれる1階の、通りに面した大きな窓からは、家の中が良く見えます。窓際にはいろいろなオブジェが飾ってあったりして、まるでウィンドウミュージアム?
そして、街中を通り過ぎた水路沿いに、合計2つの水車を見つけました。
この朝は回っていませんでした(3日後に行ったら回ってた!)。
かなり大きいです。想像以上。
これを見ただけでも来た甲斐があったかしら。
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2つ目の風車のそばの水路には、跳ね橋がいくつか続いていて、その間に船が停泊していました。その跳ね橋が上がるところをぜひ見たかったのだけど、今回のツアー中にはかないませんでしたね。
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宿に戻って、朝食を頂きました。
朝食は、固めのパン数種、ハム、サラミ、チーズも数種、ボイルエッグ、ヨーグルトにコーヒー。
シンプルですが、美味しかったです。サラダがあるともっと良かったけれど。
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食事の後、ホールへ向かいました。
宿からホールまでは徒歩10分ほど。
わかりやすい道なので、迷うことはありませんでした。

『Meppel 10de Internationaal Poppenspelfestival』
これが、今回のフェスティバルの名称。
20数劇団が、5日間の間に60ステージくらいこなします。
ウチは、そのうちの4ステージ。

さて、ホールに着いて、まずホッとしたのは、まともなステージであることでした。
バトンもありますし、綱元もある。しかも、その綱元がスバラシイ。電動と手動で切り替えが可能なのです。
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ホールスタッフもちゃんと話の分かる人たちばかり。
その日限りの、オランダ在住日本人の女性が通訳についてくださり、意思疎通も完璧。
舞台の準備は驚くほどスムーズに進み、リハーサルも完璧にこなしました。
ロビーでは、明日から始まるフェスの準備が着々と進んでいます。様々な人形が飾ってありました。

仕事が終わり、主催者から『ディナーチケット』をいただきました。
このチケット、本来は、フェス会場で使うものなのですが、フェス自体が明日開催で食事が準備できず、『今夜はこちらのお店でお願いします』と言われ。
案内されたのが、幸か不幸か、昨晩のあのチャイニーズレストラン!
夜行ったのでわからなかったのですが、看板を良く見ると、チャイナインドレストランって書いてあります。
さて、多少、気落ちしながらもお店に入ったのですが、まわりにお客さんが多い今の時間(午後6時)は、ちょっと雰囲気が違っていました。
中華料理のバイキングコーナーがあったんです。そこには、良く見知った料理がならんでいて。
そして、その真向かいには、生の肉や、魚、野菜がならんでいて、それをピックアップして厨房のおじさんに頼むと中華風に炒めてくれます。
『なあんだ、この店、いいじゃん』
そういう意見で、メンバー一致しました。

ホテル戻って。
その日は、早いうちに就寝。
翌日の成功のため、時差に慣れないと。

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