2011年2月 3日 (木)

節分会。

初めて神社の豆まきに行ったのですが、これほど楽しいとは思いませんでした。

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初詣にもでかけた、近所の若雷神社には、紅白幕に飾られた高台が設置されていました。本殿と、その脇にあるお稲荷さんにお参りして豆まきを待ちます。
わたしはダッコひもで真結様をつれているので、豆を拾おうとしている人ごみの中にはとても入れません。ので、かみさんに行ってもらうことにしました。わたしは遠巻きにビデオ撮影。

まず、神社本殿から、神主さんが最初の豆まき。
そのあと、高台の上から、年男、年女の人々がまき始めます。
『鬼は外! 福は内!』
そのとき、空に飛び上がった物体を見て、びっくり。
なんだか、形様々、大小様々。スナック菓子からチョコレートまでいろいろあります。もちろん、お豆も小袋に入って投げられてる。
日本の神様って、ホント、おおらかですねえ。豆以外でもいいんだね。

さて、かみさんは、3つほど小菓子をゲット。
わたしは、自分に飛んできたキャベツ太郎を左手でがっしり捕まえました(以上、写真を参照)。
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神社内のアナウンスで、
『小さいお子さんや、高齢の方々には、別に準備してありますので、そちらにもらいにいってください』
と言われたので、わたしは真結様をダシにして、お菓子詰め合わせをいただきに参りました。

ところが、ウチの真結様、ちゃっかり2つゲットしていて、びっくり!
一個は、彼女が着ていたフードの中に、Bitチョコレート。
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もう一個は、ダッコひもの隙間に、お豆の小袋。
いつのまにか、入り込んでいたんですな。
今年のこのコの運は上がり調子です! 間違いなく。

集まった町内の人たち、子どもたち、みんな、投げられたお菓子に面白いように群がっていました。
離れたところから見ていたので、これもまた楽しかった。
日本のすてきな、不思議な文化。
改めて体験してみると、なんてミステリアスな行事なんでしょう。
今更ながら、不思議の国ニッポンを感じてしまいました。

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2006年10月25日 (水)

ハーモ美術館。

たまあに、行きたくなります。美術館や博物館です。
かといって、わたしは絵の勉強をしたり、絵を描くことが好きな訳ではありません。前もって記述。
さて、美術館訪問です。
結構体力を使うんですよね。立ったままで鑑賞するから足が疲れる。大きな絵だと、いろいろな角度から観るので目と腰が疲れる。何よりも疲れるのは頭。まあ、いい意味で疲れるからいいんでしょうけれど(疲れるという表現はあまり適切ではないかもしれません。何も考えていないといった方がいいかもしれません)。
題名と絵のつながりを想像しながら鑑賞する、わたしなりの楽しみ方です。特にマティスとかカンディンスキー等のよくわけのわからない絵をを観たりするときはまず絵を観てから題名を観ます。『ハ〜、なるほど』というときもあれば『????』というときもあります。草間彌生さんの作品は結構『ハ〜、なるほど』というときが多いです。
長野県の諏訪湖沿いは美術館や博物館が点在しています。こちらのハーモ美術館にはこれで2回目です。今回は、常設のほかにも『芸術と素朴』という企画展もやってまして、大好きなルソーは世田谷に行っているそうでちょっと残念だったのですが、今回、新たな感動に出会えました。
フェルナンド ボテロさんです。一度観たら忘れられません。
もう観たら、『この人だ』と言わしめるくらい強烈な印象を残します。すごく楽しめると思いますよ。強烈な量感と肉感、とでも言いますか、そんなエネルギーが絵全体からあふれてくる、でもしつこくなくてほんのりとした幸せを得られるような感じです。今回は額だけでしたが今度は機会があれば立体も観てみたいなあと思いました。

さて、アンリ・ルソーを目的としてお邪魔したこちらでしたが、もう一つ目的がありました。
ジョルジュ・ルオーです。
このかたも、一度観たら記憶に残ります。人物のエッジを太く描いてあるところはすごくインパクトがあるし、とても単純に見えるけれども単純さからその絵の要旨がわかる、といったようなことでしょうかねえ。よくわかりませんが、このかたの絵には何か惹かれるものがあります。一番好きなのは、『ミセレーレ』。全体を観ているとなんだか不思議な気分になりますねえ。

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