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2010年9月28日 (火)

オランダ〜ドイツツアー6日目。

移動&観劇日になります。
オランダ、メッペルから、ドイツ、ボーフムまで、3回の乗り換え、約3時間の移動。

朝、5日間お世話になった、メッペルズインのおじさんと記念写真を撮り、移動開始。
いろいろと迷惑かけたんですが、とってもステキな笑顔で見送ってくれました。
とっても小さなベッドにびっくりしたのも。
シャワー中に、電気が消えて真っ暗になったのも。
洗濯物干場を借りたのも。
今となっては楽しい思い出…かな?
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さて、乗車。
メッペルを、12時頃に出発する列車。
とにかく、スーツケースが7つと、スクリーンのフレームが入ったケースが2つ。これらが意外と場所を取るんです。乗り換えも大変。機材も入っているので、けっこうな重さです。
とくに、2本目に乗った列車は、国境を越える便ということで旅行者が多く、荷物置き場もあるんですが、どこもかしこもイッパイ。通路に置いて、人が通るたんびに移動するというちょっとタイヘンな状態でした。
でも、ヨーロッパの田園風景はとてもステキでしたね。
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国境越えでは、パスポートチェックがありました。
切符をチェックするような感覚で調べていきます。わたしたちは、パスポートを開いて、ちょっとチェックをしただけで終了。案外簡単なのだな、と思いきや。
周りを見ると、カバンの中身をテーブルの上にざらざらと出されてる人、それから上着を脱がされてボディチェックをされている人もいます。ちょっと物騒な感じもありましたが、どんな人たちなんだろうな。
ジャパニーズで良かったです、ほんと。

ドイツ、ボーフムに到着したのは、午後3時過ぎ。
駅では、今回参加するフィデナフェスティバルのかたがたが出迎えてくれました。みなさん、美人ばっかり! オランダもそうですが、ヨーロッパの方々はお美しいかたばかりですのう。
さて、車3台に乗り分けて、ホテルへ向かいます。
そう、ドイツは、ホテルなんです。ユースではありません。
『art hotel Tucholsky』というところ。
1階は、レストランやバーもあります。
そして、ベッドはほとんどダブルの大きさ!これまでの疲れが取れそうです。
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ホテルの裏通りは、オープンカフェ(と言ってもほとんどビヤガーデン状態)が連なっていて良く見ると、どの店にも大きなテレビが設置してあり、みんなサッカーを放映していました。老いも若きも、ビール片手に試合に夢中。さすがドイツ!ブンデスリーガ!
夜、芝居を2本観るので、ちょっと休憩しようかとも思ったのですが、相部屋が、ビール好きのSどのであったれば、
『ちょっと出ようか』
ということになり、外の通り沿いの一軒で、ドイツビールを堪能しました。
デュンケルにヴァイツェン。イヤー、天国。疲れも吹っ飛びます。
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午後6時過ぎ。
メンバー全員で待ち合わせて、観劇の会場へ向かいます。
会場となる場所は、たぶん、かつて倉庫や工場だったような建物。やはり石造りの部分があり、それなりの歳月を経ているんでしょうね。
1本目、『schindelkilliusdutschke』というグループ名の、『Mondflucht』という作品。こちらはドイツですね。このグループ名を打ち込むだけでなんだか作品の複雑さが想像できてしまいます。19:30開演。
それから、こっちは団体名がよくわからないので書きません。2本目、フランスのかたがたのようです。タイトルは、英語版で、『Cupid,Lord of Hell and Heaven』という作品。21:00開演。
どちらも、夜の公演で、お子様はお断り。
内容も、なかなか強烈なものでした。
ドイツの作品は、英訳すると『Moon Flight』。
内容のテキストには、ライカ犬とか、アメリカやソビエトの宇宙飛行士とか、ガリレオガリレイとかベートーベンとかシューマンとか書かれていました。3人の男性が、舞台で、マットレスで遊んだり、ピアノを弾いたり、歌ったり語ったりと、なんとも不思議な空間でした。たぶん、ドイツ弁が分かれば楽しめるのだろうな。
ピアノの演奏も、歌もとても良かったけど、おはなしはあんまりつかめませんでした。

続いて。
お隣のホールにフランスの作品を観に移動。歩いて1分。
強烈な舞台でした。
会場いっぱいに設置された、フレームに、人形たち。
その中に目をこらすと、人影も数人いる様子。
客席の真ん前に、スイッチだらけの卓があって、そこで、会場の人形をリモートコントロールしているようでした。
火を噴く赤ちゃんの人形とか、金属のフレームがはみ出ているウサギとか。舞台上に吊っている包丁が、床を移動する角材の上にドスドスと刺さっていったり。
舞台にいる人間は、奇妙なメイクとアヤシイ衣装。奇矯な唄声を何度も繰り返します。
人形の首がいくつも置いてあって、それがビョンビョン飛んだり跳ねたり。
疲れる芝居でした。
そういや、サドって、フランスの人だよね、確か。
こういう、背徳…エロティシズム…?
夢に見そう。

その夜は、ホテルに戻るやいなや、どっと押し寄せた疲れでぐっすり眠ってしまいました。
ちなみに、コワい夢は見ませんでしたな。

翌日は、ヨーロッパツアーのラスト公演です。

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2010年9月27日 (月)

オランダ〜ドイツツアー5日目。メッペル公演打ち上げ。

この5日目は、10:00/21:15という、超変則的なステージスケジュールでした。
結果からいうと、もちろん、大好評でした。
1ステージ目は、地元の小学校の子どもたちが鑑賞したようです。中高生よりもやりやすかったし、食いつきもよかったですね。いや、もしかしたら、こっちがだんだんオランダの人たちに慣れて来たのかしら。
お見送りでは、『Signature!』って言われ、手のひらや腕にサインを求められました。漢字で書いたらとても珍しそうに見てくれました。

さて、21時からの公演までの間、何をしようか。
この日は、メッペルの街中にある大きな教会の周辺で、市場が開かれていました。そこで、見物&買物。
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午後3時からは、前回書いたように観劇をしたこともあり、結局仮眠は1時間のみ。夕食を食べて、21時からの最終公演に向けてセットアップ。
夕食といえば、出演者は、昼食、夕食は、フェスティバルプレートという食事を無料で頂けます。
これがまた、オイシイ〜!
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ちなみに、下のヌードルは、中華のファストフードです。辛い焼きそばって感じ。
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そして、最終公演。
この日が、メンバーも一番落ち着いていたのかしら。
やっぱり、だんだん時差に慣れて来たというのもあるのでしょうね。
公演は滞りなく終わりました。
4公演、ほぼ満席、そしてスタンディングオベーション!
いやー、楽しかったですね!

終演後、バラシ。
道具を再梱包です。
明日は、陸路でドイツに入国ですから。電車での移動も楽しみです。
その梱包も終わり。無事、ホテルへ戻りました。

バラシを終えて、宿には23時過ぎ。この時間帯から外食も何なので、と、前もって宴会用の飲食物はそれぞれで仕入れています。
ユースのおじさんに許可を頂いて、宴会をさせてもらいました。
途中、わたしたちが観させてもらったチェコ、それからマリオネットのプレイヤーたちも同席。わたしは、日本から持って来たアタリメと梅干しで国際交流。
打ち上げは、午前3時過ぎまで続きました。
やっぱり、いい舞台の後のお酒の味は格別です。

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オランダ〜ドイツツアー4日目。

滞っております。
現場の一線を抜けたというのに、この忙しさってなんでしょか?
オランダのおみやげ、まだぜんぜん渡せてません…部屋は、ほぼ荷物を広げたまま。
しかし、かみさんとマイベイビーがあと1ヶ月で帰ってきます!
それまでには、しっかり迎える準備をしとかないと。

さて、4日目。
前回の末尾に書いたように、観劇日です。
劇団を代表して来たようなものだから、とにかくなんでもかんでも吸収しなくちゃいけません。
さて、まず、1本目。
『Institut FAU Erlangen』という団体さんなんですが、こちら、調べてみると、FAUというのは、フリードリヒアレクサンダー大学の略で、エアランゲンというのはたぶんニュルンベルクの都市名?で、インスティチュートは研究所?
どうも、ドイツの大学生のかたがたの舞台のようです。
舞台上には、ボーリングのピンくらいの大きさの、ウサギの形をした物体が並べられています。それ以外はなにもありません。
芝居が始まりました。
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とつぜん、女性が数人現れて、そのウサギの物体を持ち上げるや、表面をむき始めました。内側はチョコレートになっていて、それをいきなりモグモグ食べ始めました。ちょっとあっけにとられる展開でしたが、パフォーマンスが進むうちに、そのウサギのチョコレートが存在感を持ち始めます。食べ物に振り回される人間を風刺しているのかしら。
それにしても、よっぽどチョコレートが好きか、おなかが空いているのかでないと出来ない芝居だな、と思いました。

そして、2本目。
チェコの人形劇団、『Divadlo Alfa』さんの、三銃士。
三銃士は、ご存知デュマの名作です。
これは、とても面白かった。
あとで聞いたことだけど、群馬の高崎に数年ごとにいらしているのだそうです。機会がある方はぜひご覧になってください。
小さめのホールに、テントが張られ、1.5メートルくらいのケコミで人形が演じられる。舞台前には、アコーディオンとバグパイプの奏者がいて、歌と語りと演奏を交えながら物語を進めていきます。
とにかく、人形の使い方がスバラシイ。数十体の人形を、ほんの数人で使い回し、息もつかせぬ展開でとにかく飽きさせません。ひたすら笑わせていただきました。合間の演奏や歌もとても上手い。字幕で英語をだしてくれる親切もありがたかった。
終演後、舞台裏を見せてもらいましたが、その合理的な作り方に納得。狭い中で人形を瞬時にはめかえる仕掛けにはびっくりしました。その狭い中で数人が人形を使います。その中には、ハグリッドみたいな男性もいます。上演中の舞台裏を見てみたいものです。
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翌日、公演の合間に観たのですが、それもこちらに書きます。
3本目。
正確に言えば、3、4、5、6本目になるかな。
演目タイトルは、『Steenbergen Popp-en-Route』。
routeという言葉が示すように、4つの会場で演じられる小作品を、移動して観るという趣向。小雨だったんですが、メッペルの街中を散歩しながらの鑑賞だったので、あんまり苦ではありませんでした。
香港のマリオネット演者、ドイツの、写真のパラパラマンガ風、オランダの砂絵、フランスのパンチ風人形劇…。
どれも、20〜30分ほどの小品です。言葉は分からないけど、面白さは伝わってきます。とくに砂絵はすごかった。光源が下に設置されたガラスの上に、とてもきめ細かい砂を敷き詰め、そこで砂絵を描く。描かれている様子が、プロジェクターからスクリーンに映されています。次から次へと絵が変化していくのがステキでした。

観終わってから、フェスティバルのメインホールへ戻ると、大きな箱を抱えたキレイなお姉さんが、不思議なパフォーマンスをしていました。箱の中は海になっています。釣りをしていると、竜のような生物が現れて…と、意味はあんまり分からないけれど、ファンタジックな感じは伝わってきました。

そうそう、メインホールには、いろいろな人形も展示していました。
人形劇団ではないけれど、とっても魅力的でしたね〜。
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2010年9月23日 (木)

オランダ〜ドイツツアー3日目。

公演初日。

その日も、ホテルから、徒歩10分ほどのホールまで、今回のツアーメンバー7名でてくてく歩いて行きます。
もう3日目のウォークですから、慣れたもの。ゆっくりまわりの景色を楽しみながら歩きます。
まわりは、閑静な住宅街。
住宅街とはいっても、ひとつとして同じものはありません。それぞれがとっても個性的でステキなデザイン。たとえが適切かどうかわかりませんが、ディズニーシーの中にあるテーマパークの建物に人の住む生活感があるような雰囲気です。
ほとんどのおうちには、とても大きな窓があります。
『見せ窓』と呼ばれる、1階の大きな窓。通行人を楽しませるかのように、ステキなオブジェやお花が飾ってあります。
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さて、初日。
1回目は、地元の中高生が鑑賞してくれました。
とにかく大きい!
ステージにあげた2人の女の子。そばにやってきたら、わたしよりも大きいんです。びっくりしました。でも、顔を見るととても幼いんです。そのギャップに驚きました。
子どもたちは、どこの国に行っても一緒ですねえ。面白かったらワイワイ、そうでないところはそっぽ向き。感覚としては、日本の学校で公演しているのとあんまり変わりはなかったですね。その分、やり易さはありました。
オランダの子どもたちには、受け入れていただけたようです。

さて、次の本番まで、あと8時間。
以前書いたように、こちらのスケジュールは、10:00/20:00の2回公演(ちなみに、翌翌日の2日目公演は10:00/21:15!)。
メッペルの街中を歩き回るのもいいのですが、まだ2日間もいますし、時間はたっぷりある、ということで、ホテルに戻って仮眠することにしました。相部屋のSどのが、酒屋で仕入れてきたメッペルの地ビールの効果もあって、じっくり休めましたね。
えっ?
本番の合間に酒を飲んではいませんかって?
ヨーロッパでは、ビールは水のようなものですから大丈夫なんですよ!!!
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さて、夜の公演。
こちらが勝負どころ。
このメッペルのフェスのスターティングセレモニーの直後にある夜の公演は、関係者ばかりが観る、いわば玄人さんばかりのオーディエンス。
ここでいいステージが出来なくてはいけません。
セレモニーの予定が意外にのび、開演が30分遅れるという小トラブルもありましたが、無事に開演を迎えられました。
やっぱり、こちらのかたがたは、拍手の音圧が違います。体が大きく手も大きいからでしょうか。舞台にもビンビンひびいてきました。
そして、最後のパフォーマンスが終わり、思いがけない地元のシャンパンのプレゼントがあり、そして、その後に、その瞬間が訪れました。
1人、また1人と、立ち上がるお客さんの数が増えていきまして。
スタンディングオベーションでした。
間もなく、役者人生20年を迎えるわたしにとっての初めてのスタンディングオベーション。
なんだかあっけにとられてしまって、その時は、何が起きたのかよく分かりませんでした。

でも、その後、打ち上げでビールを飲み始めると、徐々にその嬉しさが込み上げてきました。
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地元のパブで、ビール、そしてオランダのジン、ジュネーバを飲みながら、歓喜の夜は更けていき…。
このジュネーバって言うジンは、めっけものでした。こんな美味しいジンがあるなんて!
こっちで買ったら、4号瓶(ジャパニーズですみません)くらいで10ユーロもしませんよ〜。ちなみに、メッペルの地ビールは1ユーロくらい。今、1ユーロは100円ちょっとですか?
日本の、あの、ビールとは呼べない種類のものよりも安くてはるかに美味いです!
それから、ドリンク以外はラストオーダーだったんですが、今晩同席していただいた名古屋の人形劇団の方、高橋さんがマスターに食い下がった結果、チーズとハムの盛り合わせが出てきました。マスタードをたっぷりつけて食べるのがオランダ流?
チーズにマスタード。ぜひ試してみてくださいな。好みがあるとは思うけれど。

で。
気がついたら既に午前3時を回っておりました。

ちなみに、翌日は空き日。
他劇団の芝居を鑑賞しました。
ひたすら勉強です!

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ツアー2日目。

オランダでの宿は、ユースホステルと書きました。
トイレも、シャワールームも共用。
ベッドの大きさは、60cm×180cmくらい。
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オランダ人の平均身長は180cm超と聞いたことがあるのだけれど、このベッドでは絶対無理です。眠れないと思います。わたしでさえ寝返りを打ったら間違いなく落っこちます。
それに、オランダは、寒かった。
成田を離陸したときに30数度あった気温は、オランダでは3分の1くらいしかありません。涼しいを通り越して寒いです。厚手のジャケットを持参して正解でした。

ま、それでも、宿のご主人は陽気な方です。
これが、救いだったかしら。
イギリス生まれとのこと。オランダ語よりも英語が得意。朝からハイテンションで、常に深酒のわたしたちの目を一気に醒ましてくれます。
それに、朝食も美味しかった。
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さて、オランダでの初めての朝。
8時の朝食予定でしたが、6時に起床してしまったわたしは、ちょっと街中をぶらつくことに。
まず、駅前へ行き、近郊地図に目を凝らす。
よく見ると、風車マークがいくつかありました。
やはり、オランダと言えば風車です。そんなに遠くはありません。エコノミークラスでなまっていた体を元に戻すためにも、しっかりウォーキング。
建物は、さすがはヨーロッパ。石造りのステキなものがたくさんあります。このあたりは住宅街のようですが、日本のように同じつくりの家はほとんどなく、それぞれ個性的なものばかり。茅葺きのお宅もありました。それに、『見せ窓』とよばれる1階の、通りに面した大きな窓からは、家の中が良く見えます。窓際にはいろいろなオブジェが飾ってあったりして、まるでウィンドウミュージアム?
そして、街中を通り過ぎた水路沿いに、合計2つの水車を見つけました。
この朝は回っていませんでした(3日後に行ったら回ってた!)。
かなり大きいです。想像以上。
これを見ただけでも来た甲斐があったかしら。
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2つ目の風車のそばの水路には、跳ね橋がいくつか続いていて、その間に船が停泊していました。その跳ね橋が上がるところをぜひ見たかったのだけど、今回のツアー中にはかないませんでしたね。
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宿に戻って、朝食を頂きました。
朝食は、固めのパン数種、ハム、サラミ、チーズも数種、ボイルエッグ、ヨーグルトにコーヒー。
シンプルですが、美味しかったです。サラダがあるともっと良かったけれど。
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食事の後、ホールへ向かいました。
宿からホールまでは徒歩10分ほど。
わかりやすい道なので、迷うことはありませんでした。

『Meppel 10de Internationaal Poppenspelfestival』
これが、今回のフェスティバルの名称。
20数劇団が、5日間の間に60ステージくらいこなします。
ウチは、そのうちの4ステージ。

さて、ホールに着いて、まずホッとしたのは、まともなステージであることでした。
バトンもありますし、綱元もある。しかも、その綱元がスバラシイ。電動と手動で切り替えが可能なのです。
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ホールスタッフもちゃんと話の分かる人たちばかり。
その日限りの、オランダ在住日本人の女性が通訳についてくださり、意思疎通も完璧。
舞台の準備は驚くほどスムーズに進み、リハーサルも完璧にこなしました。
ロビーでは、明日から始まるフェスの準備が着々と進んでいます。様々な人形が飾ってありました。

仕事が終わり、主催者から『ディナーチケット』をいただきました。
このチケット、本来は、フェス会場で使うものなのですが、フェス自体が明日開催で食事が準備できず、『今夜はこちらのお店でお願いします』と言われ。
案内されたのが、幸か不幸か、昨晩のあのチャイニーズレストラン!
夜行ったのでわからなかったのですが、看板を良く見ると、チャイナインドレストランって書いてあります。
さて、多少、気落ちしながらもお店に入ったのですが、まわりにお客さんが多い今の時間(午後6時)は、ちょっと雰囲気が違っていました。
中華料理のバイキングコーナーがあったんです。そこには、良く見知った料理がならんでいて。
そして、その真向かいには、生の肉や、魚、野菜がならんでいて、それをピックアップして厨房のおじさんに頼むと中華風に炒めてくれます。
『なあんだ、この店、いいじゃん』
そういう意見で、メンバー一致しました。

ホテル戻って。
その日は、早いうちに就寝。
翌日の成功のため、時差に慣れないと。

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2010年9月18日 (土)

オランダ〜ドイツツアー1日目。

やっと、一段落。
時差も少しずつ戻って来ました。
ただ、今月初のお休みは10日後というハードスケジュール。
今日は、3連休初日という日程もあり、大阪への車移動は渋滞をいくつも味わうというハードなものになりましたが、とりあえず、大阪のホテルでゆっくりとしております。
少し余裕が出て来たので、とりあえず1日目を。
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9月6日(月)。
成田空港に11時の集合。
今回のツアーメンバーは、前回と同じメンバー、総勢7名にて。
前回の経験もあり、どこかみんな落ち着いているような顔つきです。
しかも、今回は、前回不評だった(それでもあんまり悪くはないと思いますが)アエロフロートは使わず、KLMオランダ航空を使うことになったので、そのへんも安心要素のひとつだったかしら。
前回にくらべて少し長い今回は、みんな、大きなスーツケースを持って来ています。しかも、今回は、それにプラスして、折りたたみ式のスクリーンを追加荷物として持参。小さく折り畳んで、2つの箱に分けて入れて、キャリアに載せて移動するという方法。
荷物だけを見ていると、けっこうな物量。
でその、スクリーンを入れる箱を、今回、作ったのですが。
この、機内預け荷物というのがなかなかクセモノなのです。
ほとんどの航空会社で決まっているのかしら、この、荷物の3辺の和が158cmを越えちゃいけないという決まり。スーツケースを計ってみると、キャスターまで入れたら160cmはありそうなものもあります。
それをちゃんと見据えて作ったつもりなのですが…。
チェックインの際、カウンターの女性は、その直方体の荷物を見るなり眉をひそめました。そして、メジャーを取り出して計り始めたのです。
箱を締めていたバンドの分も増えていたと思うのですが、ひとつの箱が160cmであるというクレームをつけられました。
スーツケースはいいのに、規格外の形のものはダメなの…?
文句も言いたかったのだけれど、仕方なくオーバーサイズの手数料を支払うことになってしまいました(なんと、普通のサイズの6倍も払うんです…)。
ちなみに、この話には続きがあります。帰国時の日記をお楽しみに。

追加手数料は取られたけれど、皆無事チェックインを済ませ、出国手続きも無事済み、搭乗口へ急ぎます。
現地通貨、ユーロにもチェンジ。今は、円高で、ちょっと損なのかしら。
出発は、14:30日本時間。
予定通り、離陸しました。
KLMの飛行機は、ブルーとホワイトのツートンカラーの機体。フライトアテンダントさんもブルーな制服です。

長時間の機内では、機内食の楽しみも欠かせません。
以前、アエロフロートでは、ビールは1ユーロ、しかもあっという間に売り切れでしたが、こちらはアルコールは無料、しかもオランダのビール、カールスバーグが出てきました。天国天国。食事も美味しかったです。
もうひとつステキだったのは、日本語版の映画がたくさん観られたこと。アエロフロートでは、よくわからんロシア語の映画ばかりやっていて、あんまり楽しくなかったのです。そんな点でもかなり暇つぶしが出来ました。
ちなみに観たのは、『プリンスオブペルシャ』と、『パーシージャクソンとオリンポスの神々』。観てないときは、食べてるか、お酒飲んでるか、寝てるかしていました。
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現地時間、18:00(6日)。
アムステルダム、スキポール空港に到着。
日本とは、時差7時間ほど。つまり、10時間30分くらい乗っていたことになるのかしら。
飛行機乗り疲れもありましたが、ここからさらに列車旅が待っていました。
わたしたちが参加するフェスティバルが開催される場所、メッペルは、列車でさらに3時間移動した場所にあるのです。
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海外で、電車に乗るのは、インドで急行に乗って以来!
ちょっと楽しみだったですが、じっさいは、荷物も多く、狭い車内でほとんど立ち状態。乗り換えも3回、荷物の運搬が、なかなか大変でした。スクリーンフレームは、わたしと、出演者のseikiちゃんが分担したんですが、スーツケースが20kg近く、さらにスクリーンフレームが10数kgあります。いい筋トレになったですなあ。
そうそう、オランダ、ドイツの駅、改札がどこにもありませんでした!
チケットを売る機械があり、ティッジュボックス大の打券器(?)が目立たないところに設置してあります。ここに入れてチケットに穴を開けるんだけど、これ、よっぽど市民を信頼していないと出来ませんよね〜。
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さて、オランダでは、日没がとても遅い。
列車に乗り始めて、18時、19時、20時…。
なかなか暗くなりません。
20:30を過ぎた辺りで初めて暗くなってきました。ちなみに、朝は普通に6時くらいに明るくなります。
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列車に揺られること、3時間。
目的地のメッペルに到着しました。
既に闇に包まれた駅前で、フェスの関係者さんが来られ、宿へ案内されました。
宿は、『メッペルズイン』というところ。
まわりは閑静な住宅街といったところ。とても静かで、5泊するにはちょうどいいかな…とおもいきや。
宿は、真っ暗。正面玄関も、鍵がかかっていて、だれもいません。
メンバーみんなくたびれていたのがさらにちょっとくたびれモードに。
しばらく待っていたら、自転車で宿の方が来てくれました。予定よりも早い到着だったので、宿を閉めていたとのこと。
女性陣はそそくさと部屋へ。男性陣は、まだお腹がすいていたので、一番近いレスランへ案内してもらいましたが…。
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そこは、中華のお店で…。
しかも、なかなか英語が通じません。
こうなったら、共通文字の漢字で勝負!とのことで、中華料理を漢字で思うままにメモに書いて見せ、『プリーズ!』。
餃子は通じませんでしたが、大皿が4枚出てきました。
食べきれない…。少しでよかったのですが…。
それでも、ビールと合計で80ユーロくらい。案外とリーズナブルでした。

宿までぶらぶら歩いて帰りました。
明日からの予定に胸を躍らせつつ…。
しかし、その後、また宿でウイスキーを数杯。
結局、就寝は日の変わり目でした。

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2010年9月 5日 (日)

明日から、ヨーロッパツアー!

約10日間。
去年の行程の倍、ステージ数も5つこなしてきます。
明日、成田より、KLMオランダ航空の便にて。
去年は、モスクワ経由のアエロフロートで、ちょっとくたびれましたが、今回はトランジットもなく、直行便ですからちょっと楽です。
モスクワでは、靴も脱げ〜、ベルトも外せ〜でしたからね。
今回は、オランダ4ステージの後に、ドイツでも1ステージあります。
初の、電車移動。
ちょっと、『世界の車窓から』感覚で。こちらも楽しみ〜。
ドイツでは、ボーフムというところの演劇フェスに参加して来ます。
確か、稲本がいたチームのホームだったかな…。
従兄弟がすぐそばに住んでいるので、会えないかと、今、連絡中。

今回の公演は、どちらも演劇のフェスティバル。
空き時間は、研修ということで、他劇団の芝居をひたすら観まくります。
その本数、10本近く。
色々観て、勉強して来なくては。

オランダという国。
平均身長、180センチ以上もあるんですって。
国の広さは、九州ほど。
ミッフィーちゃんの原作者の出身国らしいです。
娘への土産を買うのが今から楽しみですねえ。

渡航前は、いろいろ準備もあって、忙しい。
道具の梱包、機材の確認。
渡航先の気候、電圧の確認はかなり重要。
もちろん、稽古もみっちりしなくちゃいけないし、英語の台詞も去年より増えたし、なんだか他にもうじゃうじゃいろいろな仕事が入ってくるし。
ドイツから戻って来ても、次の日から福島やら大阪やらと行ったり来たりです。

いつもどおり、楽しんできます。

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