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2009年11月28日 (土)

宮島ある記。

宮島へは、2回目になります。
以前、宮島へ出かけたときは、2月で、同じ舞台に立っていたかみさんと2人でした。そして、その2ヶ月前には頬骨骨折で手術をしていました。そう、その年は、顔に金属を入れて生活していたわけです。あのころは大変でしたが、今となってはいい思い出ですな。

それから、以前と違うのは、この宮島にある厳島神社をてがけた平清盛への興味の量でしょうか。今年読み始めた、吉川英治の『新・平家物語』は、最初の佳境、清盛がこの世を去り、源氏が徐々に水面下からうごめき始めるところまでいきました。
清盛は、これまではどちらかというと悪役っていうイメージだったけれど、この物語のかれは、機智に富み、武勇もあり、時流をしっかり見抜く力のある素晴らしい人間として描かれています。それに、今年たずねた六波羅蜜寺で拝見した清盛像も、まさにそういう面を裏付けているかのよう。ちょっと好色な部分もあったりしますが、それはまあ仕方ないということで。しばらくはこの物語に熱中しそうです。
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さて、先日の宮島は、抜けるような青空でした。フェリーから臨む大鳥居は、水面に反射する太陽光でかすみ、まさに神仙の雰囲気。フェリーを降りて、まずは厳島神社へ。途中、まだ潮が満ちていない大鳥居のすぐそばまで歩いていって、その大きさを見上げてきました。鳥居を支える6本の足は、大木の幹そのままのものを使っているんですね。なんだか生きて地中に根を張っているような様子です。
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厳島神社と、宝物殿へ。セットのチケットを購入すると、100円お得。
いつ来ても、不思議な雰囲気です。
中央にある舞台は、大鳥居を臨んでまさに神が降臨しそうな場所。かつて清盛が、月明かりの中、巫女の舞を見物したということですが、いや、わたしも一度でいいからそういう経験をしたいものですねえ。
こちらでは、子宝御守をゲットです。かみさんへのおみやげ。
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宝物殿は、初めて入りました。
いろいろなお宝がありましたが、わたしが目を惹かれたのは常盤御前の絵です。常盤御前と、3人の子ども、今若、乙若、牛若(だったかしら)が描かれています。よく見ると、胸のあたりに錠前がかけてあります。絵ではなく、本物の錠前です。なんでも、昔、夜になるとこの絵から泣き声が聞こえたのだとか。それは、乳を恋しがる牛若の声だそうで、そこで、常盤御前の胸に錠前をつけたところ、泣き止んだのだそうだ。とても不思議なお話です。常盤御前もとても悲愴な運命を辿ったのだけど、その子である牛若もまさに同音異句の悲壮な運命を辿りました。それを思うと、この雪中を彷徨している常盤御前母子の絵はとても痛ましく見えてきます。
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宝物殿前には、大願寺があります。
そしてそこには、われら夫婦の敬愛する厳島弁財天さまがおられます。
言うまでもなく、技芸の神様。たぶん、わたしの手影絵の技術もこのお方なしでは上達しなかったことでしょう。合掌。
こちらでも、技芸の御守をゲットです。更なる芸事の向上を願掛けて。

それから、もう少し奥まったところにある、清盛神社へもお参り。
この地だったら主役のようなお方だけれど、祀られている場所はちょっとはじっこでした。
それもそのはず、この神社は昭和に入ってから作られたものなのだそうです。
その後、紅葉谷公園をぶらぶら歩いて、紅葉狩り。
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五重塔、千畳閣を拝み上げ。
トドメはあなごめしです。
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コメント

お天気に恵まれ、いい秋!ですね。
写真で、旅気分を味わっています。感謝!

投稿: さくま@夢屋 | 2009年11月29日 (日) 午前 12時19分

さくまさん。

せっかくだから、いろいろ見て歩かなくちゃ、です。

投稿: しゅう | 2009年11月29日 (日) 午後 02時28分

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