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2009年10月30日 (金)

This is it。

先日、かみさんと、封切日に観てきました。

イヤー、ステキ。
以下の感想は、以前からのファンの方々は既知のことかと思いますので、さらりとお読みくださいませ。

正直、マイケルの音楽は、メジャーな音楽しか聴いたことなかったけれど、あらためてため息の連続でした。
わたしは、小中学生の頃に観た、『thriller』、『Beat it』、『BAD』がとっても衝撃的だった記憶があります。とくに、『thriller』は、てっきり映画作品だったと思っていました。
そのあとでもっと掘り下げて聞けば良かった〜、とかなり後悔です。

これでホントに50代なの? そのダンスのシャープさ、スピードにひたすらドキドキしてしまいました。それから変幻自在の声。とってもソフトかと思いきや、ハードヴォイスもあって、いい意味での裏切りの連続です。
こりゃ、コンサートに来て失神する人が出てもおかしくないですね。
細部までこだわる緻密な感性。
音楽に対する正直で真摯な姿勢。
すべてに完璧さを求めるところは、とても見習いたい!
それに、スタッフさんや、まわりのアーティストたちにかける言葉に差別はありません。たいへんな気遣い屋さんなんですね。わたしにはこうはなれないです。

しばらく、わたしとかみさんの間では、マイケル旋風が吹き荒れそう。

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2009年10月27日 (火)

悩みへの姿勢。

人それぞれ、悩み様々。
幸せと思えるような人たちにも、実は辛いことがあったりする。
そういう点では、ヨノナカ、平等なのかしら。
いろいろな人たちの悩みや辛いことを聞いているうちに、そんなふうに思えてくる今日この頃。
自分だけが大変なのだと思っていると、他の人のほうがとても大変だったりして、そういうことでなんだか安心してしまうのは、誰でもそうなのでしょうか。
他人の不幸を見て、自分とくらべているような気がして、こういう安心の仕方はあんまりよくないような気がします。

悩みって、あんまり表には出ません。基本的には裏側に隠れてることが多いような気がします。
で、人の見えない部分には、勝手な彩色をします。それが浅はかと思ってはいても、ついついそうしてしまう。
でも、見えない部分にこそ、人の真意が隠されていることが多分にあったりする。
たいがいは、後悔してしまいますね。
しかも、愚かと思いつつ、それを繰り返す。成長するということはなかなか難しいものです。
と、こういうことを書いていると、キツネの言葉が思い出されます。
『大切なことは、目に見えない』と。

基本的にポジティブシンキングのわたしは、悩みというものがあっても、あんまり深刻に考えたりはしません。
女性にフラれたときは、『もっと自分にはいい人がいるはず!』と思ったし。
頬骨骨折して手術したときは、『初めて手術室に入る』ことでウキウキしていました。
芝居で台詞を間違えても、次のシーンにはほとんどそのことを憶えていません。
そして、そういう姿勢が相手を傷つけることもあったりする。そう考えると、あんまり前向きでもいけないのかしらとも思ったりする。
そんなときは、敢えて自分もネガになろうとしてみるのだけど。
自分もネガで、相手もネガだったらなんだか本末転倒ですね。

結局、人の悩みは、聞くだけしか出来ないんでしょうね。
それにたいして自分が何か出来るかっていったら結局なんにも出来ないばあいが多いし。もちろん、相手にもよりますが。
たぶん、自分の悩みを他人に解決してもらうことは出来ないのではないかしら。
それが出来るようになるのが成長するってことなのかしらん。
でも、他力って言葉もあるし。
てことは、自力と他力をコントロールして生きていくってことがいいのかしら。

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2009年10月25日 (日)

インフル、インフル。

『今日は、お忙しい中、わたしたちの小学校へ来ていただいて、ありがとうございました!』

ここ数日の公演先で、こう言われます。子どもたちの挨拶です。この、『お忙しい中』っていうフレーズ、子どもにしてはちょっと気を利かせ過ぎかな〜。とくに、わたしらのような仕事に関してはちょっと似合わないかなとも思う。
そして、今年の今の時期、(そうかしら…)などとも思います。じっさい、あんまり忙しくない状態です。
本来なら、平日に休めるなんて、ありえません。

とにかく、このインフルで、公演の順延が頻発中。
聞くところによると、学級に2人以上の発病者が出たらもう閉鎖になってしまうのだとか。先日のニュースでは、発症者の7割が中学生以下なんですってね。まさに、わたしらの仕事場でございます。
先日は、公演の現場に到着した日に順延ということになって。
わたしたちも辛いけれど、子どもたちも辛いですねえ。せっかく、授業がなくて、お芝居が見られて楽しい時間の予定だったのに。

反面、過剰すぎるという声も聞こえます。
いったん閉鎖してしまうと、1週間くらいは強制的に連休になってしまうみたいですが…。
もちろん、潜伏期間ということも計算に入れてのことだとは思うけれど。
それから、兄弟姉妹が発病したら、お休みしなくちゃいけないようです。
そして、かれらがいる学校で学級閉鎖があったら、本人が元気であってもまわりになんらかの制限があるようで。
なんだか、休んでしまったら、それだけ同じ時間帯を自宅で過ごしてしまうのでは…。

先日、ドイツへでかけたとき、マスクをしていた人は、日本人だけでした。
飛行機の中でも、マスクマンは、日本人のみ。
海外でのインフル事情はどんなものなのかしら。
気をつけなくてはいけないけれど、どのくらいまでのレベルなのか…そのあたり、線引きがとても難しそうです。

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2009年10月21日 (水)

ジュゼッペトルナトーレ。

ジュゼッペトルナトーレ。
今日は、これから愛知、小牧へ移動です。
写真は、車中より。
東名の夕焼け雲。

昨日、かみさんと久しぶりにツタヤに出かけたときのこと。
ちなみに今、うちのそばのツタヤでは、旧作が安くレンタルされています。

『ホロリと泣ける恋愛映画を選んで』
と言われ、いろいろタイトル物色。彼女も、定番と言われる作品はそこそこ観ているので、チョイスはなかなかむつかしい。
棚を探しているうちに、『ニューシネマパラダイス』を見つけ、そういえば、まだかみさんにはトルナトーレの作品は2つしか見せてなかったなあと思い出し、『マレーナ』を選んでみました。
ちなみに、もうひとつの作品とは、『海の上のピアニスト』です。『みんな元気』も、カシオ君のハニカミ笑いが大好きなんですが、ここは恋愛ものということで。
ウチのかみさんは、映画は最初の5分が勝負だと言います。そこで食いつきがないと、一気に睡魔を召喚してしまいます。なかなかハードルが高い。

さて、映画ですが。
今回は、睡魔を呼ばなかったようです。ラストまで楽しんでくれました。
とっても華麗な人妻に心惹かれた少年が、ただひたすらに彼女への片思いをつらぬき、勝手な大人たちの噂と僻みから、たとえ未亡人になっても不倫女になっても娼婦になってもその思いを変えず、ついにはその憧憬が形を変えて純粋なものに昇華するというラストシーンにつながるという中身。
この映画、多感な少年時代というものを、ユーモアを交えながらみごとに描いていると思います。この映画を観て、主人公の少年に自分をかさねられない男なんかいない、と思います。思わずゲラゲラ笑ってしまうレナートの妄想シーンなんかもね、『そうそう、ガキの頃はこんなことよくやってた』なんて。
とはいえ、こんなこと、気心の知れた相手にとしか話せないですな…映画の中身知ってる人ならなおさら分かると思いますが…。
ま、ウチのかみさんとは、その辺は密度が濃いので…。

閑話休題。

トルナトーレ監督作品大好きシーン。
『ニューシネマパラダイス』、ラブシーンばかり集めたフィルムを観るところ。
『マレーナ』、レナートが、マレーナを批判するものたちに戦いを仕掛けていくシーン。
『海の上のピアニスト』、アメリカに着いたときに、少女を人混みの中、追いかけるところから、レコードを折ってくず箱に投げ入れるシーン。
今、思い出しても、とてもドキドキするし、すごく切なくもなります。

このかたの映画は、ホント、いいですね〜。

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2009年10月20日 (火)

ドイツで観劇。

今回のフェスティバルでは、合計4本の舞台を鑑賞しました。
以下、劇団名とお芝居のタイトル。
なぜかウチにある独和辞典と伊和辞典で意味もそれとなく調べてみました。

①L'Asina sull'Isora(イタリアの劇団。辞書で調べたら、島の雌驢馬って意味らしい)
『Bordtagebuch』(いろいろ調べてみたら、たぶんドイツ語で航海日誌って意味なのかしら?)

②Das Theater-Pack(スイスの劇団。パック座?)
『Krabat』(クラバート。ドイツでは有名な児童文学だけど、わたしはしらなかった。勉強不足)

③Dalang Puppencompany(スイスの劇団。Dalangの意味は分からんかった。後の方は、人形劇団って意味かしら?)
『Mama = Turm』(スイスの劇団。母さんイコール塔?確かに母さんは塔みたいにでかかったけど…)

④Controluce Teatro d'Ombre(イタリアの劇団。直訳すると、影の逆光劇団。逆光は影にも通じるし…影の影絵劇団ていうところ?)
『Haiku』(まさに日本の俳句です)

ヨーロッパの舞台作品、今までも観たことはありますが、たいていは難解なものが多いんです。
英語みたいに、あるていど単語がわかればいいのですが、ドイツ語やイタリア語、フランス語ときたらチンプンカンプン。
しかも、来日する舞台には必ずと言っていいほど通訳があったり翻訳テキストが電光掲示されたりするけれど、ヨーロッパで演じられる舞台に日本語通訳があるわけがなく。あるいは、無言劇的な要素が大きかったりするんですね。
今回鑑賞した舞台も、ほとんどそれぞれの母国語で演じられていたので、かなり難解ではありました。
でも、そこは同じ影絵劇団ですから、共通する魅力、学ぶべき工夫はたくさんあります。
そういう点では、興味深い作品群でした。
固定スクリーンだったり、テントのようなスクリーンだったり。生明かりだったり、プロジェクターだったり、ロウソクの炎だったり。光源がリアだったりフロントだったり。

その中で、楽しかった作品、③番。
女優さん2名だけで演じてらっしゃる。
そして、ベースは動き。台詞は極力抑えてマイムでストーリーをつないでいます。
お父ちゃんは20センチくらい、お母ちゃんはやたらでかい。これは、まさしく影絵でしか表現できません。
そして、子どものくすぐりどころを心得ていらっしゃる。
影絵の絵画的な美しさはありませんが、シンプルさの魅力はかなり伝わってきました。ある意味、わたしらが演じたステージに近いかも知れませんね。

ちなみに、わたしたちが演じた舞台は、97パーセントが手影絵を使って演じていました。
そして、使用した言葉はというと…。
日本語5%。
イタリア語1%。
ドイツ語5%。
英語10%。
そして動物語79%。
この構成、言語の壁をかなり考慮していると思いますが、いかがでしょうか…。

話は戻して。
あとは、なかなかむつかしい作品だったかしらん。
④は、日本人のピアニストがBGMを演奏して、俳句を詠んで、全身白塗りの男性ダンサーが自分の身体に俳句の文字を映したりしながら舞踊をするというもの。
外国から見た、日本の文化。イタリア人が感じた、日本の俳句の世界。
舞踊と光陰と。とてもセクシーで、イマジネーションあふれる舞台の雰囲気。日本人が感じる俳句観とはまたちょっと違うけれど、でも分かるような気もする。
ただ、俳句を音読するのは、ちょっと、いらないかな…と思ったり。

ちなみに、今回のフェスの公式サイトは、以下にございます。
全部ドイツ語ですが、ご興味ございましたら、ごらんくださいませ。
http://www.schattentheater.de/index_e.php

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ツアー4日目。

この日は、先日の興奮、打ち上げで飲み明けた朝にも関わらず、6時起床。

実は、聖十字架教会のまわりで、朝市があるのです。
眠い目をこすりつつも、まだ薄暗い中、朝食をとって、荷物をまとめてホテルを出発。
そうそう、ここ、日照時間がとても短い。朝、明るくなるのは7時以降、夕方も5時くらいになるともう薄暗いんです。もう冬だからかしら。

聖十字架教会の方へ向かうと、広場は一転、商店街に様変わりしていました。
テントを組んだ露店もあれば、長さ6メートルほどの車の荷台がそのまま露店になっているスタイルもあります。
野菜、果物、肉屋にチーズ屋。香辛料専門店に、お花屋、ファストフードまであります。
とにかく種類が豊富で安い。見たこともない野菜や花もあり、ホントに色とりどり。キノコだけでも10数種がならんでいます。季節が秋ということもあるのだろうけど、これだけ色鮮やかなのも見ていて飽きませんねえ。
特に、チーズ屋や肉屋。チーズだけで露店がひとつ成り立つんです。切り株のようなチーズ、テレビや写真では見たことあるけれど、実物は初めて。感動でした。肉屋は、様々な種類のハムやソーセージがならんでいてこちらも思わず足が止まります。朝食をたくさん食べたはずなのに、またおなかが空いてきました。

さて、この日の公演は、午前中。
そして、ラストステージ。
ということもあり、学校の集団鑑賞がありました。
昨晩は、ほとんど大人だけだったので、まあ、お情けの拍手などもあったのでしょうけれど、今回は、子どもたちです。しかも、本当は入れない予定の2階席まで入れてしまう混み様。子どもの反応は嫌というほど分かっているわたしたちです。面白かったら食いつく、面白くなかったらそっぽを向く。とっても単純明快。
本当の勝負はこのラストステージだな、と思い、いさんで舞台へ。
でも、いちど、舞台前で子どもたちの目を目の前にした瞬間、
『あ、こりゃ、いつも通りだな』
と、むしろ安堵してしまいました。
やっぱり、子どもは万国共通。
言葉は違えど、その素直さはどこへ行っても変わりませんね。
この日も、たくさんの拍手をいただき、しまいにはドイツ語版『アンコール』もいただき、客出しではひたすらチケットやノートの裏にサインをねだられていました。これも日本のコと変わりません。

さて、本公演も無事に終わり。
ワークショップも、なんとか2回目を終え。
舞台装置も片付け、いよいよ少ない自由時間を楽しむゾウ…と思いきや。
突如として襲ってきた眠気。時間は17時。とりあえず、ホテルに戻って仮眠。
時間的には、その日に公演するカナダとイタリアの舞台を2作品観ることができたのですが、20時からのカナダの舞台はホテルのベッドから立つことが出来ず断念。せっかくのフリーパスポートだったのですが、さすがに眠気には勝てなかったですね。
でも、がんばって、21:30からのイタリアの舞台は観ることができました。感想は後ほど。

観劇後、メンバー集合して、打ち上げ。
もう、ここぞというばかりに飲みまくりました。この日は、日本から来られているお客様もご一緒し、話題も広がり。
ホテルに戻って代表の部屋で2次会。
通訳のディルクも混じって、日本語の難しさ、ドイツ語から日本語に通訳する難しさ等、話題は尽きることなく。
自分の部屋に戻ったのは、午後4時頃でした。

写真は、今日の朝市の様子。
ちなみに、そこでゲットしたのは、こちらシュベービッシュグミュントの郷土料理の素と、缶詰入りのハム。
それから、朝市の中心にどっしりとそびえる、聖十字架教会。

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2009年10月19日 (月)

鳴り止まぬ拍手に戸惑いながらも…。

3日目、正午。

ワークショップの第1回目が終わった後。
長い旅をしてきたスクリーンが、ついに会場に到着しました。
写真1枚目。
なんだか、いろいろな札がくっついています。
それだけ、あちこちをめぐりめぐってきたようです。もしかすると、わたしたちよりもドイツを見聞してきたかもしれませんね。それにしても、ドイツの空港、しっかりしています。ちゃんと荷物を送り届けてくれたところ、お国柄でしょうかね。
さて、道具が揃い、スクリーンを組み直して本番用に整え、初日の開演時間まであと3時間ほど。通し稽古とダメ出しをいただいて、いざ、本番。

ちなみに、今回の開演時間、ちょっと変則的に組まれています。
わたしどもの舞台の1回目が19:00開演、その後でフェスティバルのオープニングセレモニー、そして20:30から2回目の開演というスケジュール。つまり、開会式の前に本番があるんです。開会宣言公演みたいなところでしょうか。こりゃ、おそらく、期待されていたんでしょうかね。公演が終わった後だからこうやってのんびりレポートを書いていますが、反応が良くなかったらどうなっていたことか…。
あんまり、想像したくはないですが。

その、反応ですが。

とにかく、拍手がとてつもなく多くて音も大きい。
日本人にくらべて手の大きさも違います、間違いなく。地元で握手を交わした女性でさえ、わたしと握手をしたら、手の親指の先と小指の先がくっついてしまう位大きいんです。
でも、それにしても拍手の質が違った。
そして、長いんです。
何度お辞儀をしても止まない。
おそらく、このときのわたしの顔は、戸惑いの表情であったに違いありません。これは、2ステージ目を終えた後も変わらず、そのあとの打ち上げでやっとこさその嬉しさがにじみ出てきたくらいなのですから。
つまりは、公演は、大成功だったようです。
後日、行きつけとなったレストランのマスターが、わたしたちの公演の新聞記事を見せてくれたのだけれど、2紙、それぞれ1ページのうち半分近くをわたしどもの記事で埋めておりました。

これで、世界でも少しは有名になれるかしらん。
まだまだ、ヘタクソという思いはあるのだけれど。
またひとつ、大きな目標が出来たような気がします。

そうそう、ヨーロッパ人は、笑いのツボが全然違いますねえ。
それも、戸惑う理由のひとつかもしれません。
『え?なんでここで』というような間合いや仕草でゲラゲラ笑ってくれます。
不思議なものです。

写真は、旅をしてきた、機内預け荷物のスクリーン筒どの。
そして、オープニングセレモニーの様子。
それから、夕飯(ここ数日は、某グルメブログみたいに食べ物ばかり…)。
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2009年10月15日 (木)

ドイツツア−2日目。

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写真ひとつめ、昨晩から5泊する、Hotel Fortuna の朝食。
ドイツのパン、チーズ、ソーセージにサーモン、そしてサラダと盛りだくさんの内容です。
ドイツのパンは、外側がカリッと硬め、内側はモチモチしていてたいへん食べごたえがあります。
チーズは、モッツァレラ、クリーム、ブルー、カマンベールなどなど。とくにブルーチーズが絶品!
このホテルは、シュベービッシュグミュントの中央からも近く、わたしたちが公演する会場にも徒歩で数分の場所です。
朝食が終わり、わたしたちは、昨晩の眠気と、疲れを多少引きずりながらも、街中を歩いて、会場となるプレディガーミュージアムへ向かいました。
ところが、街中へ出た途端、疲れはどこへやら。
見渡すものすべて、ステキな景色ばかりで、視線がいつの間にかあちらこちら。
会場に到着したのもあっという間でした。

さて、会場となるホールは、クルトゥーアセントゥルムプレディガー(伝道者の文化センターっていう意味? もともとは教会だったようです)というところにあるグローサーザール(大ホール)。大ホールといっても、ちょっと形の変わった日本の公民館的な会場でした。
セントゥルムに入ってまず目を惹かれたのは、壁や階段、窓ガラスに描かれた様々な影の芸術作品たち。
それに、あちらこちらに液晶プロジェクターやOHP(懐かしい!)やLEDライトが配置され、まさに影絵のフェスティバル。
国際的なフェスというだけの力の入れよう、伝わってきます。

今回、最低限の舞台装置だけを持って来たので、命の源、影絵劇団のまさにライフラインであるスクリーンが行方不明であるということはかなり瀕死状態だったのですが、
『スクリーンが見つかったって!』
の一言に、一同、ホッと胸を撫で下ろし。
ほうぼうに連絡をしてくれた、フェスのかたがたに感謝です。
でも、そのスクリーンの所在が分かったとはいえ、また、片道3時間のミュンヘン空港へ取りにいくのか、あるいは届けてもらうのかで討論。明日の午前中には影絵ワークショップで舞台にスクリーンがなくてはいけません。そして、明日の夜には本番が待っているのです。
最終的には、ミュンヘン空港からシュツットガルト空港へ運んでもらい、そこから運んでもらえることになりました。明日の昼には到着するとのこと。良かった良かった! ドイツの空港も責任感ありますね〜。
そして、今回、たいへん助かったのは、空港でしっかり英語で応対してくれた劇団1年生のシミちゃん。
あなたがいなかったら大変でしたねえ。

さて、昼から午後にかけては舞台作り。
ワークショップだけは、スクリーンが間に合わないので、今回のフェスの総合舞台監督のマチアスさんに頼み、既存のスクリーンをお借りすることになりました。
ホームセンター組と、会場組に別れてせっせこお仕事。
お仕事の合間に、街中もちょっぴり散歩。
この文化センターは、マルクトプラッツ(商店街って意味?)そばにあるのだけど、その中央広場にほど近く、その広場を中心に様々な歴史的建造物があります。中には18世紀、19世紀の建物なんかもあるのだけれど、その多くはちゃんと人が住んでいたりお店になっていたりと、ちゃんと使用されているんですね。
ホールの真ん前には、ヨハニス・キルヘ(教会)があり、塔もくっついています。その塔の上にものぼれたのですが、その話題は後ほど。

道具と材料が揃い、スクリーンのフレーム作り。
約3時間で舞台は出来上がりました。
そうしている間に、わたしのいとこから紹介してもらった通訳さんが、デュッセルドルフより到着。
いとこは、デュッセルドルフの大学で、日本語講師をしているのです。
今回、通訳をしてくれる彼の名前は、ディルク・フォークト。
身長180cmのビッグな身体だけど、キャプテン翼やアタックNo.1が大好きなジャパニメーションファンというキュートなところもあるステキな人でした。
仕込みの途中、センターの館長さんや、フェスの方から差し入れをいただきました。
その中に、ビールも…さすがドイツ!しかもかなり美味い!
舞台が出来上がったあと、1時間程度の稽古をして、その日は退館しました。やっぱりまだまだ時差になれていないというところもあり、昨晩は3時間ほどしか眠れてないというところもあり…。

さて、夕飯をとるために入ったお店。
シュベービッシュグミュントにあるいくつかの教会の中でいちばん大きいハイリヒクロイツミュンスター(聖十字教会)の真ん前にあるレストラン、スチューベミュンスター(教会のお部屋って意味?)
こちらのお店は、今回のツアーで3度お邪魔することになるのですが、その話題はまた後ほど。
こちらでは、ビールや、郷土料理に舌鼓。通訳のディルクもいたので、注文もスムーズ。
本番前なのに、ただひたすら盛り上がって、とりあえず今日はおひらきとなりました。
写真はひたすら食べ物ばかり…写真のふたつめ、みっつめは昼食、夕食です。

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2009年10月12日 (月)

ドイツツア−1日目。

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10月11日、日本時間、5時起床。
この時間から、生まれて史上最長の一日を味わうことになる。

7:00、稽古場着。スーツケース、影絵に必要な機材などを車に積込む。
7:30、横浜出発。首都高速用賀ICより都内で数キロの渋滞有り。京葉道路から東関東道を経由し、成田ICへ。車内で朝食(1食目)をとる。
9:30、成田市の駐車場到着。ここで代表と合流し、バスにて成田空港第一ターミナル北ウィングへ。
10:00、渡航メンバー勢揃い。チェックイン。荷物の中で、スクリーンの長筒のみ別の場所から機内預け。これがのちのちアダとなったようだが…。
11:30、わたしたちが乗る飛行機へ。アエロフロートSU576便。モスクワ経由パリ行き。モスクワにて、現地時間20:25発のミュンヘン行きへ
トランジットする予定。
12:30、予定の出発時間を30分遅れて飛行機は無事出発。出発後すぐに右手に富士山が見え、あっというまに本州を縦断、佐渡島を機下に。
13:30、機内食(2食目。昼食)。アエロフロートの機内サービス、事前にいろいろなウワサを聞いていたが、全行程において好印象。ただ、酒飲みたちにしてみれば、アルコールが有料というのはちょっと悲しかったらしいが…。
長距離の国際線に乗るのは実に、22歳のときにインドへ出かけてから15年ぶりではあったが、エコノミーにもビデオ鑑賞やゲームで遊べるサービスがあったりして、機内は比較的のんびりできた。
そして、ユーラシア大陸へ。機下にはロシアの大自然がよく見えた。
ユーラシアをどんどん横断する。わたしの日本時間をさす時計が午後6時を過ぎる…7時…8時…まだ暗くならない。それもそのはず、太陽が沈む方向へ飛んでいるのだから当然だ。
19:00、機内食(3食目。夕食)。とても美味しい。その後も陽はさんさんとしていて。そして、23時。

23:00(現地モスクワ時間で同日18:00)、モスクワ到着。モスクワの空港にて、トランジットまで約2時間待ち。わたしを含め、アルコール 我慢できない派はさっそく空港のバーでドリンク。ユーロしか持っていないわれわれは、ルーブルで600円程度の生ビールをほぼ倍額の10ユーロで飲んだ。 かなりぼったくられ気味。後で空港内を歩いていたら、もっと安い店を発見した。ちょっと悔しがる。
それにしても、ロシア語の表記はホント分からない。
空港内を歩いていたら、マトリョーシカを売っている小店を発見!
しかも、ウチの妹が大好きなチェブラーシカのマトリョーシカ!
1000ルーブルほどと、ちょっと高額だったけれど、迷わず購入してしまった。モスクワで公演するわけではないのだけど、早速お土産を買ってしまいました。ま、これで妹をちょっと釣っておくのだ。
ちなみに、写真、モスクワ空港の免税店街、そして、生絞りジュースの自動販売機(ルーブルだったので買えなかった)。

26:05(現地モスクワ時間で同日21:05)、アエロフロートSU123便離陸。ミュンヘン行き。約3時間の航行時間。
メンバーは、席に座った瞬間に爆睡。
ここでも機内食が登場(4食目。夜食?)。みんな寝ぼけ眼だったけれどもしっかり食べてる。
29:30(現地ミュンヘン時間で同日22:30)、ドイツ、ミュンヘン空港へ無事到着。もはや出発してから1日以上移動している。
ここの機内預け荷物の受け取りでトラブル発生。
スクリーンが見当たらない! ひとつだけ形状も特殊だったからか…ゴミと見間違われたか…。
空港の係員と1時間ほど話をしたが、結局明日の朝にまた戻ってくる同飛行機を確認して電話してくれるということになり、シュベービッシュグミュントからお迎えにきたフェスティバルの人たちに合流して、ここからさらに車移動。ミュンヘンはとても肌寒い。もう冬の香りがした。

33:00(この表記も辛くなった。現地シュベービッシュグミュントで翌日2:00)、とうとうわたしたちの宿泊するホテルフォルトゥーナへ到着!
何よりも睡眠、ということで、部屋割りをして早々に解散をした。

移動距離、7000マイルくらい?
移動にかかった所要時間、約26時間。
や〜、とても長い1日でした。

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2009年10月 8日 (木)

ドイツ公演ツアーまであと3日。

いよいよ。

7月から、レギュラー公演にくわえて文化庁の公演、関西電力CMの仕事、24時間テレビの仕事、メンバー入れ替えの稽古と、休むヒマもない中。
気付いたら、もう、ドイツ行きまであと3日です。
なんだか、あんまり実感がわかず…。
でも、たぶん、成田に着いたら徐々にわいてくるのだろうな…。

今回の舞台は、基本的にはほとんどセリフはなく、字幕と通訳さんで事足りるシーンばかり。出演者に語学は不要…とは申しましても、やはり現地の人々とコミュニケーションをとりたい欲はあります。しかし、夏場に手話づくめだったこともあり、ここ数日聞いている英語やドイツ語のポッドキャストはなんだか右耳から左耳まで素通り。手話をかじって得たボディランゲージでなんとかなるかしら…とかなり気楽なものです。

でも、以前から行ってみたいと思っていたヨーロッパ、楽しみじゃないといったら大嘘になります。
今回は、観光地なんて立ち寄るヒマもない強行日程だけれど、
観光地よりも空気ですね!
食べ物ですね!
そして、いちばん重要な、ドイツのお客さんとの触れ合いですね!

韓国公演以来の海外公演、楽しんできたいと思います。

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