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2009年9月27日 (日)

天変斯止嵐后晴。

なんと読むかと言いますと。
『テンペストアラシノチハレ』と読みます。

先日、稽古と本番の合間に、国立劇場で観てきた、文楽公演です。
かみさんの誕生日のささやかなプレゼントに、文楽鑑賞。
実は、わたしも初めて『文楽』というものを観るので、かなり楽しみでした。
そして、やはり、『本物』に近づく演技を目指す者にとっては『本物』を見続けなくてはならない、ウチの代表が昔からずっと言っていることもあり。

国立劇場、初めて出かけました。
大劇場、小劇場、演芸場といくつかあるんですね。
その日は、9月公演の千秋楽。秋分の日というのもあって、満員御礼の札が入り口にかかっています。
まず、客層が違う。
なんだか、カッコいいじいさんばあさんがひしめいています。
着物を着こなすおじさんもけっこうおられる。憧れてしまいますね〜。

さて、なんでこの作品を選んだのかというと。
この作品の原作、、Wシェイクスピアの戯曲『テンペスト』。
かみさんと初めて共演した作品だから…というのは、最後の理由かしら。
古典芸能イコールとっつきにくい(この歳になって今更言うのもネ…)のもあるし、
この作品ならストーリーを知っているというのもあるし、
シェイクスピアの戯曲好きというのもあるし、ということで。

感想ですが…たいへん面白かったですね〜。
洗練された人形の動き…ちいさな人形が、何倍にも大きく見えました。仕草すべてにおいて無駄が無く、おもわずため息が出てしまいましたね。
太夫の語りもみごとなもの。
久しぶりに、『日本語の美しい発声』を耳にしました。際立つ子音、アクセントに、言い回し。
ストーリーの展開を知っていたということもありましたがl、とても楽しかったです。

それにしても、登場人物の名付け方がまた語呂合わせ?原作を知っている人ならではの楽しみがありました。
たとえば。
プロスペロー→阿蘇左衛門藤則(九州の大名?)。
ミランダ→美登里(これは語呂合わせっぽい)。
キャリバン→泥亀丸(これは、姿形からの命名でしょう)。
ゴンザーロー→日田権左衛門(これは語呂合わせだ)。
ステファーノー→茶坊主珍才(これは、トリンキュローとあわせたのかな?)。

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コメント

「天変斯止嵐后晴」、観劇されたんですか?
この人形の「かしら」を制作した首師の村尾愉さんは友人の息子さんです。
9月中に観に行こう!と思いつつ・・・気がついたら・・・残念でたまりません。

文楽の東京公演には、楽屋を尋ねて割引で観劇させていただいたり、舞台裏を見せていただいていました。

投稿: さくま@夢屋 | 2009年9月28日 (月) 午前 09時40分

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