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2009年3月20日 (金)

へんなものしり。

日本全国を巡回公演しているわたしたちにとって、その地方の景色や特徴はよく憶えているもの。
こちら、下呂合掌村のしらさぎ座へ来場するお客さんへ、会話のきっかけに、よく、『どちらからお越しですか?』と問いかけるのですが、お客さんはそれに対して、(こんな地名を言っても分からんだろう?)ぐらいな気持ちでおっしゃいます。そこへズバッと地元な返答をすると、『エーッ、よく知ってますね』というお答をいただけるんです。

例1)
『どちらからですか?』
『知立です』
『ああ、知るに立つって書く、愛知の市ですね』
『よく知ってますね〜』
『まわりの刈谷市とか、安城市は、よく公演があるんですよ』

例2)
『どちらからお見えで?』
『熊本です』
『ついこないだまで、お城を補修工事されてましたね』
『よく知ってますね〜。もう終わって、きれいになりましたよ』

例3)
『どちらから?』
『可児市って知ってます?』
『ハイハイ。岐阜県ですよね。和泉元彌さんがだいぶ前に市民会館で公演されてましたよね』
『ドタキャンのときですね』
『わたしたち、そのとき、同じ建物の隣のホールで公演があったんですよ。ホールについたら報道陣がたくさんいて、まさか、ウチらの公演の取材か!ってびっくりした記憶があります』

そして、今日の会話。
『どちらからお越しで?』
『碧南ですけど、ご存知ですか?』
『ええ、名古屋の南、知多半島のお向かいさん、確か、半島から碧南へのトンネルがありましたよね』
『よく知っとるのう〜』
『あそこのホールで、昨年の12月にウチのかみさんが舞台に立ってました』
『もしかして、12月23日の? 知ってる知ってる! 観られなかったけど、観たかったのよ』

今日のお客さんは、意外なつながりにびっくりされていました。
とまあ、こんな様子で、客入れのときに、すこしずつ味方につけていくわけです。
20年近く、ずっと旅巡業だったということで、こんなことができるようになってしまったんですね。

エラそうに書いてますが、逆に言ったら、これって、出張だらけってことですよね。
いろいろ知ることが出来たのはいいけれど、旅ばかりというのも辛いものです。

やっぱり、かみさんといるのが一番ですわ。

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コメント

知立は、昨年のパース国際フェスに日本から参加していた「知立からくり人形」で知りました。
「いいだ」で上演の際、「習志野から来ました。知っていますか?」に、ほとんど黙されます。習志野高校が今日から始まった春の高校野球に出場しています。強いときは習志野も知られていたんですが・・・

またまた、最後のコメントに涙しました。あと1ヶ月頑張りましょう。

投稿: さくま@夢屋 | 2009年3月21日 (土) 午前 09時09分

さくまさん。

わたしも、『青森出身です』と言うと、すごい辺境のように言われることがあります(あんまりフォローになってないか…)。

来月半ばから、ウチの井之上率いるポケットチームが入れ替え稽古で下呂入りします。また賑やかになります。

投稿: しゅう | 2009年3月22日 (日) 午前 08時28分

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