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2009年2月28日 (土)

温泉池。

JR下呂駅からほんの数分。
温泉街へわたる、下呂大橋から、川沿いを見下ろしたところにある、『温泉池』。
誰でも無料で入れる温泉なんですが、ここ、困ったことに、脱衣所というものがありません。いろいろな筋から聞いたところ、脱衣所のようなものを作ってしまうと、そこが施設のようなものになってしまい、衛生管理などの問題がでてしまうから、作らないらしい。
たいへん野趣あふれる場所。しかも、ここは源泉から直接湯を引いているそうです。泉質はたいへん良いとのこと。

それにしても、橋から見下ろしたら全部見えてしまいます。
ですから、わたしは、夜に出かけます。
また、いろいろなお客様がいらっしゃいます。
もちろん、少数ですが女性もおられます。
今の時期、お湯は冷めがちですので、上から直接湯面にブルーシートがかかっていて、その下に体を潜り込ませるようにして入浴するのですが、とにかく、服を脱いでから湯船に入るまでが寒い。そして、入ったら最後、なかなか出られません。
外気が冷たくて。
しかも、夜が更けるにつれて寒気が増します。ますます出られません。

体を震わせながら、着衣。
ところが、です。宿舎に帰り着く頃には体がぽかぽか。
温泉の効能なんですねえ。

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2009年2月27日 (金)

素敵なご夫婦たち。

下呂に逗留して、仕込みの時期を入れると、既に3週間近くがたちました。
合掌村の職員さんとも徐々に顔なじみになり、気さくな挨拶も交わせるようになりましたねえ。
岐阜のナマリもちょっとずつ学んでいかなくちゃ。とりあえず、『〜なもんで』って、あとにつけるクセがつきつつあります。

お客様を案内していて思うこと。
老いも若きも、カップルさんの多いこと多いこと。
まあ、温泉の名所ですからね、旅行先としてはベストの場所ですよ下呂は。
そして、老いは若きにも負けないほどしっかり連れ添っておられます。なんだか、その様子を見ていると、歳の差なんて感じさせないくらい初々しくて。
そんなご夫婦を見ていると、微笑ましくてしかたがありません。
わたしも、そんな夫婦になれたらいいなあと密かに思うのであります。

今日の本番にて。
ご家族で来られたお客さんの中に、手影絵をしている少年がいらっしゃいました。
話を聞いてみると、なんと、去年の11月にわたしが公演した、愛知県刈谷市の小学校の生徒さんだったんですねえ。
意外なめぐりあいにびっくりしてしまいました。
そして、そう、お客さんとは、ふだんとは違う会い方なんですよね。ふだんの公演は、わたしたちがお客さんのもとへ舞台装置を持って、公演しにいくんですが、ここ、しらさぎ座は、逆に、お客さんが公演を観にくるんです。いくのとくるのとの違い。

今のところは、そのあたりの違いも、楽しみながら上演中。

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2009年2月24日 (火)

下呂での生活の日々。

下呂での生活の日々。
初日から、5日目を迎えました。

とくにこれといったトラブルもなく、順調に舞台を重ねております。連日盛況ですねえ。1ステージ、170名様入ればいっぱいいっぱいの芝居小屋です。ちなみに、初日は、2ステージ合計で約180名様、翌日は約240名様のお客様でした。
ちなみに、つい先ほど終演した1ステージ目は、ほぼ満席、160数名という大入り状態でした。地元の老人会のかたがただけで60名以上もおられます。
これくらいになると、入れるのがたいへんです。合掌村のかたも、どんどん入れてくるのですが、なんとか客席の隙間をさがしてお客様を座らせたり、声をかけて詰めてもらったりと、いろいろな手を使って対応しております。ちなみに、一回のステージでの入場者数の目標は、170名様とのこと。
ホントに入るのかどうかはわかりませんが、とにかくやってみましょう!

写真は、しらさぎ座の桟敷席です。
この、整然と並べられている座布団も、われわれが並べます。

宿舎にて。
とりあえず、とうぶんは、わたしが朝昼の食事担当、I瀬君が夕飯担当になりました。
いちおう、個人の部屋は割り当てられていますので、プライベートは守られております。
が、食事はみんなでのんびりやっております。

さて、あと2ヶ月!
下呂での生活を、楽しみます。

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2009年2月21日 (土)

初日にて。

初日にて。
初日にて。
本日、岐阜県、『下呂合掌村しらさぎ座』にて、初日、滞りなく終了いたしました。

今日は、朝からみぞれ混じりの雨でしたが、ずいぶんとたくさんのお客様にご入場いただきました。
連日、朝から晩まで稽古しどおしです。久しぶりにくたびれましたな。
下呂市に入って約10日間。
演出から怒鳴られたり、いろいろとトラブルがあったりと。
でも、今日来場いただいたお客様の拍手で、その疲れもあっというまにふっとびました。やっぱり、人の持つ見えない力というのでしょうかね、不思議なもので、お客様がいると安心してしまうのです。
それから、今回のお客様はいつものそれとは違うのです。今回は、大人がメイン、しかも、地元のかたがたもけっこう多くていらっしゃる。
とくに、作品の舞台となった地のかたがたに感想を言われるのがなによりも楽しみですな。
そういう経験は、めったにないものですからね。

ちなみに、写真は。
今朝の、しらさぎ座と、土雛祭の土雛です。

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2009年2月14日 (土)

田の神祭り。

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下呂在住、6日目。
初日まで、あと6日。

今月20日より、岐阜、下呂市の下呂温泉合掌村にある『しらさぎ座』にて始まる新作舞台の稽古、および影絵美術の製作も佳境に入り、徐々に風雲急の状況。
わたしじしんも、少しずつ、合掌村のかたがたに、顔を憶えていただいているかな、と思っております。

さて、今日は、夕方から稽古は出来たのですけれど、日中は、しらさぎ座がお祭りの舞台に使われるということで、下呂の文化を知ることも稽古の一環と、お祭りを見学することにしました。
『田の神祭り』という、国の無形文化財に指定されているお祭りなのだそうです。
下呂で、数百年前から続いているお祭りとのこと。
いろいろ調べてみたら、『田の神祭り』は日本全国にいくつかあるようですね。どれも、五穀豊穣祈願のお祭りであることに変わりはないようです。ただ、もともと、そのお祭りは『秘事』だったようで、お客さんに見せるという事はなかったらしい。こちらのお祭りも、前夜祭として八幡神社で行われる舞踊は、深夜に実施されていました。このあたり、そういう名残があるのでしょうね。

様々な祭礼が合掌村の中で行われるわけですけれど、圧巻は、氏子のみそぎのシーンでしたね。
村内の池に、ふんどし一丁で飛び込んでいました。
ふんどし、みんな外れてましたね…。
もちろん、まわりはひとだかり。一瞬、吐息が漏れておりました。
解説をしていた裃袴の生真面目そうなおじさんが、
『ふんどし取れたの、結構結構』
という解説をしておりました。
おおらかで、生命力あふれるお祭りですねえ。

神事が行われた場所で、明日から稽古再開。
下呂の方々に申し訳なく思いつつも、いい芝居を目指そうと日々奔走です。

ちなみに、写真は、田の神祭りの写真をいくつか。
危険な写真はありませんから、御心配なく。

そうそう、バレンタインでしたね〜。
妻からは、チョコレート引換券のついた手紙(使用期限3月31日)をもらい、
同僚から数個頂きました。

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2009年2月13日 (金)

妻との共演。

ウチのかみさんが、ついに事務所をいったん退くことになって、先日、八王子にて最終公演に臨みました。

舞台は、『星の王子さま』。
インネンの作品です。
しかも、ラストでダンナと共演。更にインネンの公演になりそう。
なぜ、インネンかといいますと。
仕込当初、かみさんは、あんまりこの作品は好きではなかったようです。確かに、ちょいと難解なところもありますからね。しかし、王子役に抜擢された以上、中途半端な芝居はできないと、彼女なりにいろいろと研究したようですねえ。原作のテグジュペリの作品を読み、彼女なりにサブテキストを埋めていったようです。

本番は、無事に終演しました。
ちょいと、やられましたな。
この作品、ボディシルエットと影絵人形の芝居があるんですが、久しぶりに見た彼女の人形さばきが上達していてびっくりしました。
人形から視線を感じたのは久しぶりでしたからね。

ま、夫婦だから仕方ないのかねえ…そういう考え方もありますが。

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下呂初日に向け。

下呂初日に向け。
下呂初日に向け。
下呂初日に向け。
今まで、見たことない楽器ばかり。
今回の公演で、わたしが演奏する予定の楽器たちです。

まず、ツケ板と柝。
バテ、バッタリ?
叩き方なんですが、音にピッタリな字面です。

それから、拍子木?柝?
巧く音が出ると、ホントに『チョーン』ってなるんですよ。

そして締め太鼓。
これは、少し見たことあるかしら。

以上、ただいま、ひたすら稽古しております。
下呂入りして4日が経過。
芝居の方も、段取り組みが終了し、徐々に役者の仕事が増えてきます。
人形の手直し、演出がいないときの自主稽古の段取りと、やることありすぎです。

ブログを更新出来てない理由もそこにあるかしらん。

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2009年2月 5日 (木)

下呂での日々。

下呂での日々。
下呂での日々。
2月1日から4泊5日の日程で、岐阜の下呂にある宿舎に出かけておりました。
いよいよ2月20日から始まる、しらさぎ座での舞台稽古のためです。

しらさぎ座は、下呂合掌村の中にある芝居小屋で、昨年夏から舞台公演を続けています。12月、1月は休演しておりましたが、ついに2月から公演再開、新作を1本追加しての上演になります。
昨年の公演がおかげさまで好評だったため、2009年のトップバッターとしてのわたしは緊張しまくりです。
ま、いつもどおりマイペースでいきますが。
稽古は、順調にすすんでました。

以前も書きましたが、飛騨、下呂周辺のフォークロアを原作にした舞台ですから、物語に登場する場所や人物がそこらあたりにちらばっております。そういう場所を訪ねると、なんだか物語の世界に入り込んだようでわくわくしてきます。
いつもよりも、いい芝居が出来そうな気がするんですね。『土地』の持つ力でしょうかねえ(くれぐれも、わたしの実力は相変わらず修行中の身ですから、『気分』だけはということで…)。

最近思うことは。
歳をかさねてきて、ときおり『慢心』と『自信』の区別がつかなくなること。
『自信』があるなんて自分でいうことじたい、『慢心』かも。
しかし、人にたいしてある程度の方向性を定めることをしなくてはならないポジションに配置されたら、あいまいな『自信』では見透かされるだろうし。
ときには『慢心』なことと分かっていてもなおかつ人に意見しなくてはいけないときもあるのかしら。
それでも、『自信』をもって言えることはあります。それは、これまでつちかった『経験』です。自分の歩んできた道ですからそこらへんの地図はよく憶えているし、迷うことはありませんからね。
そのあたりでもって、『自信』を使っていけばいいのかしら。
自問自答。


先日、しらさぎ座にて稽古中、福の神が乱入してきて、『オニは外、福は内』と、マメをまいていきました。
もちろん、稽古は中断。

合掌村の節分では、アオオニが歩きまわっていて、来村者もマメをまいておりました。
稽古中のわれらとしては。
『ダメは外、客は内』
ということで。

写真のお札のようなものは、下呂地方で節分に貼りつけるものなのだそうです。
もう一枚は、早朝の益田川。
空気が美味かったです。


さて、もう少しで高井戸インターチェンジですわ。

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2009年2月 1日 (日)

大阪、堺→岐阜、下呂。

大阪、堺→岐阜、下呂。
ビッグバン2日目。

昨日観に来てくれたコが、今日も観に来てくれていたり、1ステージ目を見たコが2ステージ目を観に来てくれていたりと、今日はリピーターが多かったですな。嬉しい限りです。ただ、今日2回観たコ、あんまりお芝居の中身を言ってはいけませんよ…気持は分かりますが、ほかのお客さんは初めて観たのだからね。

終演後、地元の影絵サークルさんが、舞台裏を興味津々で覗いていかれました。よほど気にいられたのか、
『またぜったいに観に来ます!』
とのこと。

今日で、この1月の編成チームは解散です。
初めて同じ舞台に立ったコがいました。そこそこ楽しくできたかな。
お疲れさまでした!

さて、明日から4日間、下呂のしらさぎ座で稽古です。
いよいよ初日まで3週間を切りました。
相変わらずのんびりマイペースでいっております。それに、まだ、もう1本、違う舞台が1週間後にひかえてますのでそちらの稽古もしなくてはいけません。
実は、その舞台、かみさんの最終公演。
しかも、何の因果かわたしも同じチームに入ることができて、ちょっと嬉しかったりして。
しかし、嬉しいのはまた別に置いておいて、とりあえずこの舞台、2ヶ月ぶりですから、稽古までにセリフのチェックも…。
忙しいですわ。


ちなみに、写真に写っているのは、アニメーション撮影用の機械です。ビッグバンの入口に展示してありました。わたしもかつて専門学校時代に使用しましたね。懐かしい〜。

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