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2008年8月17日 (日)

休日その5。ハリーポッター最終巻。

1日半で読み終えてしまいました。
なんだかとってももったいない気分ではあるけれど、とうとう完結してしまいましたね。
嬉しくもあり、悲しくもあり。いつかは終わりがあるものだけれど…。
『指輪物語』最終巻でも、こんな感覚がありましたねえ。『ゲド』の第5巻もそうかしら。

多彩な登場人物を、ほぼ見事に描ききったというところが凄い。
膨らみすぎた人物相関図を、きっちりまとめあげている。ファンタジーは、『これもできるあれもできる』的な逃げ道があって、結果、末広がりな、見えにくい状況になりがちですけれど、そんなことはまったくありませんでした。
それから、ほぼ全編にわたってはられた伏線がひもとかれる瞬間があるんですね…これでもか、これでもかとシリーズ全般でやきもきさせた部分がついに最終巻で解き放たれるときが。同時に、逆に、これで全巻の物語がさらに強固な絆という名の紐でむすばれるわけです。
そして、また、最初から読みたい衝動に駆られてしまいました。

映画と同時進行に新刊が出版されるというこの方式も、斬新ですよね。
活字の上での新鮮な、できたての物語が、すぐに映像化されるという興奮もある。こういう感覚は、これまでのメディアにはあんまりないですよね。
それから、登場人物たちのリアルタイムな成長も楽しめる。
配役、いつか代わってしまうのかな…物語と現実とはまた違いますものね…。
そして、お互いが、切磋琢磨して作品を良くしているようなところも見えるような気がします。ローリングさんは、映画版をよくご覧になられるのかし ら。逆に見たらある意味のオリジナリティが失われる、そんなこわさがあったりして。それはよく存じ上げませんが、わたしの感想としては、この方法はとても おもしろいと思いました。
ラストまで、スクリーンに通い続けますよ。

エピローグは、まさに、ローリングさんの、登場人物に対する愛情の結晶といってもいい展開になっていると思います。なんだか、体のどこかがくす ぐったくなるような、まさに絵に描いたかのような展開ですが、おもわずにっこりしてしまうのは、やはり、わたしもこの物語にどっぷり浸かった1人だからか な、と思いました。欲を言えば、もう少し、ハリーの、もっと直接的な恋物語を描いてほしかったかな、と思うけど。でも、ロンとハーマイオニーに対照的にし てあると考えれば、いいのかしらね。

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