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2008年5月22日 (木)

関ヶ原下巻。

司馬遼太郎さんの著作。
モスにて、昼食がてら、映画開始前の時間つぶしに読んでいたら、ラストまで読んでしまいました。
『読み終わってしまったのがもったいない』
こんな感想です。
そうそう、モスの新しいバーガー、『フィッシュマリネバーガー』は、めったにファストフード行かないわたしが食べてもおいしいと思いました。

話を戻して。
この作品は、上中下巻と、けっこう長いです。
そして、登場人物も結構多い。ややもすると、『この人誰だろう?』なんてことも。とくに、日本史に疎いわたしにとってはかなり大変かしら、なんて思いましたが、そんな心配は無用でした。
ま、疎いとはいえ、いちおう男の子ですから、『織田信長』や『秀吉』やらはそれなりに知ってはいましたし、『信長の野望』なんてゲームにも一時期ハマってましたから。
とにかく、3冊、あっという間に読んでしまいました。特に、この下巻は、3日と持ちませんでした。

戦国時代の終焉に近いだけに、晴れ間の夜のごとく将星がきらめいています。
それぞれにちゃんと輝きを加えているから司馬さんはとても素敵です。しかも、大名に仕えていた馬とりのような小姓にもちゃんと見せ場がある。
やっぱりクライマックスの大谷吉継にはほろりときました。まさに武士道。
島左近。『武士道とは死ぬことと見つけたり』まさにそれを地でいく最後。でも、両雄、確かにカッコいいのですが、カッコ良すぎです。神懸かりですな。
人間的だというならば、やっぱり小早川秀秋。現代人にもかなり通じるところがあります。常に迷い尽くして、結果愚かしいところがたいへん人間味あふれてる。

武士の生き様というのは、どこかやっぱり共感してしまいます。
中世の歴史物、わたしは好きな方ですが、西洋の騎士道よりもすんなり入ってくる。
DNAですかね。
日本人に生まれてよかったですわ。
もちろん、司馬遼太郎さんの文章の明快さもあります。それが多分かな。
最近、翻訳物しか読んでないからというのもあるでしょう。
やっぱり、言語が違うものを訳するのは基本的に無理があるんでしょうな。言葉だけ変換しても、その裏に隠されたサブテキストのようなものである国の精神とか、宗教とか、歴史とかは翻訳できない。それは、読み手が担う翻訳ですよね。

よく、時代物を読んでいると、
『ああ、自分はこのタイプかな』と思うときがあります。
たぶん、わたしは石田三成系。
策に溺れるタイプだな。それなのに、妙に情にもろくて。破滅派。
ま、あそこまでガンコではありませんがね。

この物語の中で、終始好きだったのは黒田如水。
司馬遼太郎さんも、この方が好きだったのかな。
エピローグに、この人が登場していた点もそう思わせます。
今度は、『播磨灘物語』を読んでみるかね。

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コメント

>司馬遼太郎さん。

いいですよねぇ~。
入院中はこの路線も本を読もうと思ってます。

ブック○○へ行かなきゃ(笑)

投稿: アズマ | 2008年5月24日 (土) 午後 12時12分

久しぶりにブログ拝見しました。

来月、手術されるんですね。
でも、そう大変じゃないようで、ちょっと安心しました。

ぜひぜひ〜読んでください。
岐阜は、関ヶ原の前哨戦みたいな地です。
岐阜のお城(犬山城や、稲葉山城)も出てきますよ。自分の地元のお城が小説で登場するなんて、なんだかいいですよね〜。

ちなみに、ウチの田舎の津軽為信公は、東軍の徳川家康に従軍したそうです。

投稿: しゅう | 2008年5月25日 (日) 午後 06時34分

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受信: 2008年5月23日 (金) 午後 12時09分

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