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2007年3月26日 (月)

蝶々夫人。

『泣ける!』
この一言に尽きました。
先日、新国立劇場にて観たオペラ、『蝶々夫人』。

ヤフオクで、3割増で購入したD席、4階の3列目という席だったのですが、安めだった割に結構観やすかったです。オケの全体は見えませんけれどね。舞台はほとんど観ることができました。
しかも、さすがは国立(何がさすがかはおいといて)、そんな端の席でもシートのクッションは気持ちよかったですね。休憩を挟んで約2時間半の内容だったのですが、お尻が痛くなりませんでした。
それに、4階はある意味で高かった。高さがです。目の前の手すりの下はちょっと覗けませんでしたね。本番が始まってしまえば気にはなりませんでしたが。

さて、オペラ鑑賞、やっぱり優雅な感じがしますね。
クロークに荷物とコートを預け、自分の席を確認。オケの演奏者がそれぞれの楽器を調節している音が聞こえます。ちょっと長めの開場時間を利用して、珍しくワインなどをいただいたりして。
ちょっとした、贅沢な時間です。

オペラの感想ですが、良かった〜。
生のオケと、すばらしい歌声、あっという間に休憩時間が来て、あっという間に終演してしまった、といった感じでした。原語歌唱ですが、サイドのプロセニアムに字幕が出るので、歌っている内容はだいたい分かります。それに、舞台が日本ですから、ところどころに日本語がはいって、なんだか親しみを感じます(登場人物に、『スズキ』さん、『ゴロー』さんがいらっしゃるし、『サルタヒコの神』とかが聞き取れます)。
しかも、音楽の中に、『さくらさくら』や、『君が代』のメロディがはいっていたりします。

ストーリーは至ってシンプル、舞台は長崎、アメリカ海軍兵士ピンカートンと結婚した蝶々さんが、3年間かれの帰りを待ち続けたあげく、実はかれが、アメリカで別の妻を娶った事実を聞き、すでに産まれていた自分の息子をピンカートンに託して自刃するという悲しい物語です(ちなみに、オペラにはこの手の悲しい、というか理不尽なストーリーが多いように思います)。

それにしても、歌というのはこれほどの力があるのか、とあらためて思い知らされました。生の声で、こんな遠い席まで届くんですよ。それだけで感動してしまいます。心に響く、という表現がまさにぴったり。
2幕に蝶々さんが歌うアリア『ある晴れた日に』のあたりではもうハンカチなしではいられません。

帰りは、ちょっと電車が混んではいましたが、何とも幸せな気持ちの(ストーリーに反して)帰宅の途でございました。

そして最後に一言、
オペラの面白さを教えてくれた妻に感謝、感謝です。

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コメント

わぁ~羨ましいです。
生オケ、生歌声、未体験です。
原語歌唱でも、字幕が出るんですね!
それが一番の不安だったりもしてます^-^;。
(しゅうさま、プロセニアムってナンですか?)
登場人物に、『スズキ』さん、『ゴロー』さん、っていうのは意外でした!
ますます観に行きたい気持ちがふつふつです。
胎教にもいいかも・・・。
4ヶ月に入ったので、耳が聞こえるようになるらしいんです☆

投稿: うさ | 2007年3月26日 (月) 午前 08時52分

プロセニアムは、わかりやすくいうと、舞台を前から見たときに四角く見えますよね?その四角がプロセニアムです。たぶん。
一般的には、舞台という横ラインをぬいたコの字型のアーチ部分をそういうんでしょうかね〜。

胎教ですか?
実際、本当に効くようですね。友人や親類からもいろいろ話を聞いてます。オーソドックスにモーツァルト、という人から、XJAPANという人、さまざまです。産まれてくる子も、やっぱりその好みで産まれてくるみたいで、ちゃんと効果はあるようですよ。
でも、わたしならXJAPANは聞かせませんが…。
ちなみに、そのハードロックベイビー、とっても可愛く成長してますよ。

投稿: しゅう | 2007年3月26日 (月) 午後 12時57分

ほよよ~、羨ましい~。私も行きたいです。
蝶々婦人の『ある晴れた日に』はオペラを良く知らない人でも知っている超有名アリアですからね。是非一度は観に、聴きに行きたいです。ハンカチ持って・・・。

投稿: みみたれうさぎ | 2007年3月26日 (月) 午後 03時02分

しゅうさま、
ありがとうございます^-^。
舞台のコの字型をプロセニアムというんですね。
胎教、モーツァルトが有名みたいですね。
ピアノを習っていたのでモーツァルトはよく弾かされました。
ショパンが好きでしたが、私の弾き方はモーツァルトだと・・・^-^;。
こないだのフィギュア、真央ちゃんがノクターン9-2でしたね。
XJAPAN、私も聞かないと思います。。。

投稿: うさ | 2007年3月26日 (月) 午後 07時54分

しゅうさまのブログを読んでいたら 私も是非オペラに行ってみたくなりました。
今年の目標に 「生」を観るとあったんです。 是非是非 挑戦!  新国立劇場も行ってみたいです。
昨年は「能」に挑戦しましたが、 眠気に負けました。

投稿: パソコン慣れしてない母 | 2007年3月26日 (月) 午後 08時06分

みみたれうさぎさん。

そうなんですよね。超有名、どこかで聞いたことのあるメロディですよね。

終盤、我が子のことを、『産まれた時は悲しみという名前、だけど、旦那様が帰ってきたら喜びに変わる』と蝶々さんが歌い上げるんですが、これがもう絶唱、ハンカチよりタオル必須です!

投稿: しゅう | 2007年3月26日 (月) 午後 09時20分

うささん。

ショパンですか〜。エチュード、子犬のワルツ、でしたっけ。私も結構好きですよ。
ちなみに、わたしはドビュッシー好きです。

モーツァルトのオペラもまたいいですよ〜。『フィガロの結婚』も、楽しい作品で、CDでは結構聞いてはいるのですが、実際に観たい作品のひとつです。

投稿: しゅう | 2007年3月26日 (月) 午後 09時32分

パソ母さん。

生ならば、ぜひ『狂言』を観に出かけてみては?わかりやすいし、楽しいし、長さもそんなありませんからおすすめですよ!
個人的には、茂山流の舞台がおすすめです。

オペラも、決して敷居が高いということはありませんから、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
そうそう、オペラは、観に行く作品のストーリーを予習していくとさらに楽しめると思います。歌舞伎なんかと一緒です。

投稿: しゅう | 2007年3月26日 (月) 午後 09時37分

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