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2007年1月12日 (金)

カフカ。

自宅療養読書パート1。
徐々に、右手の人差し指でページがめくれるようになって来たので嬉しくなってきました。それまでは本を机において、左手1本だけで読んでいた。ちなみにキーボードは勿論左手しか使えませんから、『ぱ』を打つときは大変です。

話がそれました。
『変身』で高校時代に衝撃を受けて以来、久しぶりに読みました。今回は短編集に挑戦。今読んでみると、『あれ、こんなに面白かったかしら』という感想。
なんだかおとぎ話みたいです。わけわからない話もあるけれどそれなりに楽しめる。社会風刺ともとれるのかなと思うけれどなんだかヨーロッパの不可解系ホラー映画のようにも思える。『多分こういうことなのだろうな』程度で楽しく読むのが関の山かしら。

『判決』という短編は、結婚を前にした青年が父との言い合いのあげく自殺してしまう(んだろうな)というあらすじだけど、むか〜し六本木にあったシネヴィヴィアン六本木で観た『PARIS VU PAR...』っていうオムニバス映画の中の第2話かな、あのラストシーンを思い出しました(といってもあんまり分かる人いないですよねたぶん)。DVD出てますよ。確か第4話だったかな、ゴダールが監督してます。

わたしはあとがきから読むクセがあります。特に作家が過去の人だとなおのこと。その人となりや時代背景がわかるので最低限のバックグラウンドを得て読書に挑めるからです。それによると、カフカは友人に、亡くなる前に自分の作品を全て処分するように、とお願いしていたそうなんですね。自分の作品が世に出ないように。でも、幸か不幸かこうやって世に出て、日本人にまで読まれている。
面白いもんですね。

なんだか大分感想から離れてしまいましたが、とにかくいろんな意味で楽しめます。今度は長編の『城』にチャレンジしてみようかねえ 
  パリところどころカフカ短篇集  

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